許さん ページ4
童磨は何かを思い出したように言った
童磨｢あ、でも。男も居たな｣
A｢…ｯ！！｣ｷﾞﾘｯ
食べたけど、と言わんばかりの笑顔で一気にAの顔が険しくなる
童磨｢たしか、そいつは鬼殺隊で…柱だったな｣
A｢…ｩｩｩｩ｣
師匠と特徴の影が重なっていく。怒りをなんとか抑えるためにAは低い唸り声を上げていた
童磨｢君と同じように氷の呼吸を使っていたな｣
A｢…師匠のことか…｣
童磨｢？名前…なんだったかなぁ…｣ﾆﾔﾘ
笑みを浮かべる童磨
童磨｢男だったからなぁ…僕は男に興味もないし滅多に食べない硬いからね｣
確か…と名前をぽつりぽつりと発音していく
童磨｢花咲｣
A｢うぁぁぁ！！！｣ｻﾞｼｭ
童磨が名前を言う前に斬り掛かる
Aは、童磨の腕を落とした程度だ。すぐ生えてくる
童磨｢あぁ、そいつが君の師匠なのか…フフごめんねぇ食べちゃった♡｣
お腹をポンポンと叩く童磨
A｢ふざけんな……ふざけんなァァ！！｣
またしても斬り掛かるが避けられる
胡蝶｢A！！｣
ﾋｭｩｩｩｩと呼吸の音が夜闇に響く。いつもより大きく長く
A｢…氷の呼吸 捌の型
刀を頭の上で横に構える月明かりを全刀に浴び3色の刀が綺麗に美しく輝く
そしてAの姿は一瞬にして見えなくなる。周りの木々などに追いつけない速さで移動を繰り返しているようだ、降り立つ場所には一瞬氷がﾋﾟｼﾋﾟｼｯと張りつきﾊﾟｧﾝと粉々に砕け散る
童磨｢なんだ…この技は…｣
胡蝶｢まるで…氷の花が月明かりに照らされて咲いてるよう…否…咲き乱れてる…｣
A(見つけた)
隙を見つけたAはそこから真っ直ぐ童磨に向かって斬り掛かる
童磨はようやくAを見つけたがもうすぐそこだ
童磨(まずい…！斬られる！)
ドォォン！
轟音と共に砂煙が立ち上る
Aが砂煙から出てきて胡蝶の前に立つ。
童磨｢危うく頸を持っていかれるところだった…｣
A｢！！｣
砂煙が晴れようやく姿が確認できた
確かに斬られている、だが斬った場所は首より下、右肩から左脇腹だ
捌の型は月の満ち欠け、明るさによって攻撃力がかわる。新月であっても頸は斬れるが…今宵は満月、最大火力が出せたはずだ…いや出ていた
A｢…なんで｣
童磨｢直前に体を少し捻っただけさ……熱っ！｣
どうやら太陽が登ってきたようだ。童磨は何処かに消えていった
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風鈴(プロフ) - 夏蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 葵ちゃんはカタカナだと思います。 (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます！外しました、以後気をつけます (2019年10月12日 1時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。違反だという事を意識して下さい (2019年10月12日 0時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月12日 0時
