ダジャレもたまには良いよね ページ26
小さく悲鳴をあげた女の子。けど私が人である事を確認したら安心して泣き出した。
A｢よしよし、怖かったね…｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
抱きついて号泣する女の子。こんなに怖い思いをさせるなんて…女の子を抱いてる手に自然と力が入った。いつまでもこの子を抱きしめてやりたいがそういうわけにはいかないようだ
ｷﾞｼｯ…ｷﾞｼｯ…と近づいてくる足音
女の子｢ﾋｨｨ…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ
A｢しっ！タンスの影に隠れて｣
女の子は言うことを聞いてタンスの影に隠れた。スーッと襖があく。固唾を呑んで警戒する
鬼｢あらぁ？女の子居ないわねぇ？おかしいわぁ…｣
女の鬼だ…！しかも妬ましいことにデカい…！(何がとは言わないが)
鬼｢んー、あの子を食べたら十二鬼月に戻れると思ったのだけれど…逃げちゃった？｣
なんだコイツ…元十二鬼月…？私が見えてないのか…？
A｢…っ。おい！｣
鬼｢！？｣
え、なんでそんな本気でビビってんの？マジで気づいてなかった？
鬼｢気配なんて…感じなかった…いつの間に…！！｣
最初からだよ、お前が襖開けた時から居たわと心の中でツッコむ
鬼｢…その服。鬼狩りね｣
急に目が鋭くなったでも目の鋭さなら負けない
A｢せやけど。｣
鬼｢今あんた達に邪魔されるわけにはいかないのよ！｣ｼｭﾙﾙ
髪を勢いよく伸ばしてくる。
A｢散髪がご所望か？ええよええよ。切ったる斬ったる｣
手際よく伸びてきた髪を刀で切っていく
切られた髪が床にボトッボトッと落ちていく
鬼｢ふふ…引っかかったわね｣ﾆﾔﾘ
不気味な笑みを浮かべる鬼
鬼｢冥土の土産に覚えておくといい！私の名前は魂魄 汀(こんぱく てい)だ！｣
A｢セルフ自己紹介あざーす｣
汀｢舐めやがって…！！血鬼術！爆髪(ばくはつ)！！｣
そう言うと床に落ちていた髪が爆発し始めた
A｢！？クソっ！｣
女の子の近くに落ちている髪の束…ギリギリで鬼の方に向かって蹴飛ばす
爆発寸前の髪が鬼に向かって飛んでいき鬼に当たり爆発した
これぞまさしく自爆！(ｸﾞｯ)
着崩していた隊服の上(黒いやつ)が邪魔になったからとの理由で女の子に被せておいた。怖いものも見えないし危険もこれで少なくなるはず
そろそろ危険なので
A｢ちょっと遊びすぎたわ。じゃこっちの番やね。｣
するりと3色に輝く刀を抜く
A｢氷の呼吸 参の型 氷塊砕き！｣ｽﾞﾊﾞｧﾝ!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 妖精・ナルルさん» うわぁぁぁぁ！！！！！！！！ありがとぉぉぉぉございますぅぅぅぅぅ！！！！！！もっと面白く書けるよう頑張ります！！(´；ω；｀) (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - 面白いとか聞いてない… (2020年3月1日 13時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月2日 9時
