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「玄武！！」
「 ── 御意」
「「「！！！」」」
鍵を掲げて名を呼べば、状況は把握していたかのように光線を阻むように防御壁創り出す。防御壁とぶつかった光線は空へと方向性を変えた。
「玄武さま…！？」
「玄武、ふたりを連れて星霊界に戻って」
「…構わぬのだな？」
「ま、待ってくれ…！まだ…！」
「ごめんね、レオ。…玄武、お願い」
驚く彼女達を横目に立ち上がれば、私の顔を真っ直ぐに見た玄武。能力が分かっているであろうレオが此方に視線を向けたけど…
「閉門してないのに、どうして！？」
「四象の星霊は他の星霊を
「……！」
「二体同時開門をして見せた、その技量は認める。けど…星霊をあんな風に扱う事を私は絶対に許さない」
「どうせ、星霊なんて死なないんだしいーじゃない」
驚いたように目を見張るエンジェルは、四象の話は聞いた事があったのか苦々しく顔を歪める。然し、直ぐに鼻で笑うとそう言ってのけた。
「でも、痛みはあるんだ。感情だってあるんだ…！あんた、それでも星霊魔導士なのっ！！？ ── 開け！金牛宮の扉！！タウロス！！！」
タウロスを召喚したものの、性格を良く理解しているらしい。ジェミニを召喚したかと思えば、再びルーシィに変身させ、そのままカエルムで吹き飛ばした。
「タウロス！！！………え？ あれ？ あたし…」
「連続で黄道十二門を4人も召喚すれば、そうなる。……悪いけど、背中の矢を抜いて貰っても良い？」
崩れ落ち掛けたルーシィを左腕で支える。アクエリアスに限っては戦闘行為を行ってはいないけど…決して多くはない魔力量で4人もの星霊を召喚すれば仕方のないこと。
座らせながら背中に刺さったままの矢を見れば、一瞬は瞳を揺らしたものの、頷いてくれた彼女に、自身の右手を噛んで、矢が抜かれる際の痛みに耐える。
そして矢が抜かれるとお礼を言って、再び立ち上がる。ボロボロになって用途を成していない外套を脱ぐとグローブを外して、直接水に触れた。
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ゆきっき(プロフ) - いつかヴェンディが真実を知る日をずっと楽しみに待ってます！ (2022年8月4日 0時) (
レス) @page46 id: e77387d96a (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続き待ってます (2021年6月11日 16時) (レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しく思います。また近々続きの更新して下さると嬉しく思います。更新を楽しみに待ってます。 (2021年3月31日 6時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新して下さると嬉しいです。更新を楽しみに待ってます。 (2021年1月21日 21時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。返信待ってます。 (2020年7月28日 18時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗葉 | 作成日時：2019年11月30日 19時
