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なんとなく憂鬱な気分で、自身の身支度を整えに行く。
もう身体は大分楽になっていた。
薬を飲んだおかげか、いつも通り動けるようにまで回復したようだ。
自分の身支度も終えた頃、寝室に居る春さんの元に戻る。
寝ててもいいと言ったため、まだ寝ているようならば起こさなければ。
「春さーん、入りますよー？」
がちゃりと寝室への扉を開ければ、ベットに座っている春さんの姿が。
どうやらちゃんと起きられたようだ。
着替えも済ませており、俺のワイシャツを着てぼぅっとしている姿はなんとも愛らしい。
彼シャツ最高。
口元のニヤケを抑えつつ、まだ眠そうなままの彼の肩に手を当てる。
すると、驚くことに肩に置いた俺の手に触れて、じっと瞳を見つめられた。
少し、どきりとしてしまう。
「今、誰か来てたのか」
「ああ、はい。えと、友達が」
「へぇ」
え、なに怖い。まさか地雷踏んじゃったかな！？
うそやろ…？
あっ、でも無表情の春さんも可愛いです！じゃなくて！！
どうしたのかと、内心ドギマギしながら顔をのぞき込む。
すると、相変わらず冷たい手で両頬を抑えられた。
彼の表情からは、全く感情が読み取れない。
「春さん…？」
だんだんと見つめられることが恥ずかしくなってくる。
なんせ俺が彼を見ているのが日常茶飯事なのだ。
だからこうして真っ向から向かい合うことが初めてで、どうしても慣れなかった。
しどろもどろになりつつも、少しだけ見つめ返す。
相変わらず綺麗な顔だ。
だが反対に今、俺の顔は相当情けないことになっているだろう。
ああこんなに余裕がないだなんてかっこ悪い。
彼には無様な姿は見せたくないのになぁ。
好きな人にはいつもかっこいい俺を見てほしいのだ。
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Td(プロフ) - ともえさん» ありがとうございます。検討致します (2018年12月17日 19時) (
レス) id: 7b29245002 (このIDを非表示/違反報告)
Td(プロフ) - ミオさん» こちらこそありがとうございました。検討します。 (2018年12月17日 19時) (レス) id: 7b29245002 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！続編希望です！ (2018年12月17日 8時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございました！続編希望です！ (2018年12月17日 2時) (レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
怠惰(プロフ) - 油菜さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2018年3月8日 6時) (レス) id: 49a9a48379 (このIDを非表示/違反報告)
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