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今日は調理実習。
俺が一番活躍できる時だ。
趣味の料理を学校でできるなんて最高である。
ふんふんと鼻歌を歌っていれば、機嫌いいね、と通りかかった女子に笑われた。
そしてなみちゃんは、というと、「俺食べる専門だから！」と嬉々として睡眠に入っている。
それでも許されてしまうのは、当然彼の顔が良いからだろう。
授業が始まり、なみちゃんに食べてもらうために頑張って作り始める女子をちらほらと見かけた。
さあ俺も負けてられない。会長に作ってあげたいのだ。
噂で甘いもの好きだと耳にしたため、良いものを作って喜んで欲しい。
さて、早速だが何を作ろうか。
ケーキは重いし、ゼリーでは味気ない…
そうだな、こういう時は定番のクッキーにしよう。
どうやら誰もオーブンを使ってないみたいだし。
「よし！」
気合いを入れてエプロンを締めると、腕まくりをする。
女子からの視線が凄いのでとりあえず笑いかけてあげた。リップサービスである。
それでは早速取り掛かろう。
まずは卵から卵黄を取り出しかき混ぜる。
薄力粉は玉を無くすために振るいにかけた。
バターは常温でとかし、白くなるまでまぜる。
そこに先程の卵黄と薄力粉を加えてザクザクとかき混ぜる。
混ぜ過ぎるとドロドロになってしまうので気をつけて、と…。
最後に砂糖を入れてまた軽く混ぜ合わせれば生地の完成だ。
これを暫く冷蔵庫で寝かせて置く。
美味しくなりますように…！
一通り全て終わり一息ついていれば、いつの間にか周りから注目されていた。
「イケメンは何やっても違うな…」
「Aくんかっこいい…！」
「凄い！流石だね！」
そんな周りからの賞賛が聞こえるが、これは一人暮らしをしている身としては当然なのであって。
「ありがとう。あとで皆も食べてね。」
にっこり笑ってそう言ってやると、歓声が上がった。
そして暫くしてクッキーの生地を冷蔵庫から取り出しに行く。
さて、出来栄えは如何だろうか。
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Td(プロフ) - ともえさん» ありがとうございます。検討致します (2018年12月17日 19時) (
レス) id: 7b29245002 (このIDを非表示/違反報告)
Td(プロフ) - ミオさん» こちらこそありがとうございました。検討します。 (2018年12月17日 19時) (レス) id: 7b29245002 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！続編希望です！ (2018年12月17日 8時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございました！続編希望です！ (2018年12月17日 2時) (レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
怠惰(プロフ) - 油菜さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2018年3月8日 6時) (レス) id: 49a9a48379 (このIDを非表示/違反報告)
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