7話 ページ7
突然の占い師さんの言葉に戸惑いつつ、今後どうするべきかの結果を聞いた
すると彼女はこう答えた
「…歌ってはいけない」
「え……?」
「歌を歌えば、その分貴方の身に不幸が起こる」
「…わかった。歌わなければいいんだね」
今後歌う予定は特にないし…
彼らに歌おうって言われても適当な理由をつけてかわせば大丈夫かな
「それとこれを」
「!…これは?」
占い師の人に渡されたのは鈴のようなものだった
白い透明みたいな石からチェーンのようなものが通され、その先に鈴が付いていた
「それはお守り。貴方の代わりに1度だけ身代わりになる」
「なるほど…」
(うわ高そう…これこそお金とるんじゃ…?)
そう思ったが占い師さんは冒頭に言った通り、お金はいらないと言った
「え!?取らないんです!?」
思わず声をはりあげた。大概はこういうものを渡す時に見返りとして金銭を要求するものだからだ
だが占い師さんは私に無事でいてほしい、と金銭はいらないと言った
「…わかりました。有難く頂戴致します」
「気をつけて。そいつが何を考え何をしようとしているのか
私は視るだけでそれ以上のことは出来ない。いやそもそも。“それ”を祓う事は不可能に等しい…この世界にそれを祓える者は恐らくいない」
思わず唾を飲み込む
祓えないって…それじゃあずっとこのままってこと!?
金銭を受け取らない事や無料で渡されたお守り
寧ろ信憑性が増し私の心は一層不安になった
本当だったとしたら私は今後どうなってしまうのか、と
「貴方の身が無事でありますよう祈っております…どうかご無事で…」
占い師は胸の前で両手を合わせた
その祈り方は私の世界でよく見るものと全く同じだった
(その祈り方…?)
だが次に占い師そんが発した言葉に衝撃を隠せなかった
「どうか無事。元の世界に戻れますように」
「＿＿＿＿え」
今、なんて…??
「音彩！」
突然名前を呼ばれてハッとした
気がつくと雑踏の中、両端からシャンクスとヤソップさんがこちらの顔を覗き込んでいた
「シャンクス…ヤソップさん…?」
「全く…探したぞ?今までどこに行ってたんだ?」
ヤソップさんが心配そうに私の顔を見る
「あ、えっと今占い師の人に占ってもらってて……え?」
目の前を見ると誰もいなかった
ただ自分だけがぽつんと椅子に座っているだけだった
「嘘……だって今さっき!!」
思わず椅子から立ち上がり声をはりあげた
だって有り得ないじゃないか
姿が消えたなんて
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月13日 13時) (
レス) @page31 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - カワセミさん» カワセミ様、コメントありがとうございます！更新に時間がかかってしまい申し訳ないです🙇♀️💦この度新しく2話公開させていただきました！ぜひ最新話を読んでみ下さい！感想ありがとうございます✨ (9月7日 2時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - いるかさん» いるか様、コメントありがとうございます！更新に時間がかかってしまい申し訳ないです🙇♀️💦この度新規で2話公開しました！ぜひ読んでみてください！感想ありがとうございます✨ (9月7日 2時) (レス) @page29 id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
カワセミ(プロフ) - 続きが、、、！！！続きが気になりますう！！！！！！！！！うおお待っております（ ; ; ） (2023年2月3日 22時) (レス) @page26 id: 9f805037c4 (このIDを非表示/違反報告)
いるか - 続きがめっちゃ気になります！楽しみにしてます (2022年12月26日 12時) (レス) id: 99e1269188 (このIDを非表示/違反報告)
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