妖精の姫は暗殺を始めました

手料理の時間２ ページ16

カルマside

業「ん……」

朝はキツイ……

眠すぎて起きらんない……

学校いかなきゃ〜

『カルマー、朝御飯出来たよー？』

下の方から声が聞こえた。

いや、親はほとんど帰ってこないし

この家にはオレしかいないハズ……

業「ん……もうちょっと寝よ」

オレは布団をかぶりなおした

″コンコン″

ドアをノックする音が聞こえた

……あーそうか、ユリカがいたんだ……

『カルマ？朝御飯出来たよ？』

朝御飯……ユリカの手料理か……

食べたいけど起きる気になれない……

″ガチャ″

『カルマ〜？寝てるの？』

ドアが開いて、ユリカが部屋に入ってきた。

『カルマ〜？』

ユリカがオレの体を揺する

ちょっとからかおうかな……？

業「ん…… 」

『あ、起きた？今日の朝御飯はねフレn…』

オレはユリカの腕を掴んで、

ベッドの中に引き込んだ

『ちょ、カルマ！？』

業「おはよう、ユリカ？」

『！！お…おはよう……ございます……カルマ…

　今日の朝御飯は……

　フレンチトースト……です……／／／』

ユリカは恥ずかしさで顔を覆おうとするが、

オレが片手を掴んでいるため、

片手でしか顔を覆えず、

顔のほとんどは見えていた。

業「ん、ありがとう

　 着替えたら行くから待っててね？」

『う、うん……／／／』

ユリカが下に降りたのを確認して、

オレは着替え始めた

にしても、ユリカの反応……可愛かったな

なんか、転校してきて１日でかなり

距離が縮まった……と思うのはオレだけ？

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