君と僕の温度感。

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＜北side>








北 ｢俺･･･こんなんでごめんな･･･｣


藤 ｢え、全然？｣


北 ｢お前がいて良かった･･･｣









本当にそぉ思うよ･･･。

こんな風に絶対に味方でいてくれる人なんて、

真正面からここが駄目、ここが嫌いって、

ちゃんと言ってくれる人なんて、

そんな風に心から自分を大事にしてくれる人なんて、

世の中俺に限らず皆そんな簡単に出逢えない。









藤 ｢･･････うひ(笑)｣


北 ｢･･･なにその笑いかた･･･(苦笑)｣


藤 ｢だって役に立てかと思ったら嬉しくて(笑)｣









だから、良かった。

俺は太輔に出逢えて。









北 ｢･･･ﾌﾌ、顔やべぇ事になってる(笑)｣


藤 ｢破顔？(笑)｣


北 ｢破顔(笑)｣


藤 ｢ミツも、やっと笑った｣


北 ｢･･･｣


藤 ｢少しはラクになった？｣


北 ｢ん･･･｣


藤 ｢なら良かった、頑張るのは大事だけどさ、｣









そして、そんな人に出逢えた事に気付けて。









藤 ｢人と関わりたくないって思ったら意味ないよ｣


北 ｢･･･だな｣









悲しくも人は生きていく中で自分を繕う事が多い。

それはやめる事が中々出来ない。

だから人はたまに疲れてしまう。









藤 ｢嘘つきはストレスの始まり！だよ(笑)｣


北 ｢ﾌﾞﾌｯ、確かに(笑)｣









でももし溜まった嘘を吐き出させてくれる人がいたら、

繕った皮を、嘘を、見破ってくれる人がいてくれたら、

きっと自分のついた嘘に飲まれずに済むだろう。









北 ｢藤ヶ谷さん･･･｣


藤 ｢な、なに･･･？｣









もしそんな人に出逢えたら、

その人は自分にとって本当に大事な人だ。

きっと何があっても一生傍にいるだろう。

だって、100の愛の台詞より愛を感じるんだから。









北 ｢愛してます、ｳｼｼ///｣


藤 ｢ふひ♡｣


北 ｢だからそれヤバイって(笑)｣









きっと、俺が離れられない。






『嘘吐(は)き。Fin.』

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