・
「ジュン君、ジュン君」
「な、何ですかぁ?」
「大好きですよ、ジュン君」
「ッ!!」
「ふふっ」
オレはあんたにとって、ただの後輩で
あんたの兄貴であるおひいさんと同じユニットだから、一緒に行動してくれているだけなんだって
だからその言葉に特に深い意味はないんだろう
けれどあんたに「好き」って言われる度、オレの隠していた気持ちが溢れそうになるんだ。
許されないって分かってる
友情だの愛だの、実力主義のこの学園でそんなことに現を抜かす訳にはいかないってことくらい。
「先輩、そんな簡単に好きとか言ったら駄目っすよぉ?」
「ははっ、そうですね。ごめんなさいね」
だから今日も隠し通す
"好き"という、先輩に抱いているこの感情を。
・
『Eve』の漣ジュン寄りのお話です
【CSS】……白菊様より
【表紙絵】……すのーどろっぷ様より
本作品にはパスワードがかかっています。
パスワードを入力して作品を閲覧して下さい。
パスワードが不明の場合は作者の方にお問い合わせ下さい。
パスワードを入力して作品を閲覧して下さい。
パスワードが不明の場合は作者の方にお問い合わせ下さい。
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狐里雪乃
作成日時:2017年10月27日 2時