にじゅうに。二丁拳銃。 ページ23
｢あﾞーーーーーー無理病む｣
ベッドの上で無意味に枕を太鼓にするのにも飽きたので大人しくオフトゥンに沈んだ。やわらかい。なんか窓の外が暗い。
スマホのカレンダーは、奇声事故(あくまで事故であって事件ではないんだよ断じて)から1週間後を示している。大会後の7日間、自分が何してたんだか全く思い出せない。海馬は死んだか、そうか。
うーん……あ、事情通の同級生に謎の心配はされたかもしれない。奇声のあとの恥辱でメンタルがやられてないかどうかだったか。白目むくくらいにはやられてるわよ。やられすぎてキメすぎたのは記憶が逝ってる時点でお察し。
そういえばこの小説のジャンル、ギャグなんだってね。自分の日常を笑われるのってだいぶ辛くない？……『そんなことがないからわからない』？さいですか。
メンヘラ＝脳内ヒスもシリアス堕ちもするとは限らないと学べるね！(？)
まぁ私の場合、ただキメすぎたり魂がフライアウェイしたりして記憶が飛びがちなだけだし。メンがヘラっている自覚はあるから無自覚メンヘラよりはタチ悪くないよ。多分。
制服のまま寝たいけどシワがつくのはよろしくないからちゃんと着替えます。偉いぞ私。なんか気分がいいからアッパラパーツイートしとこ。精神力の無駄使いとわかっていつつもツミッターを見がちである。
｢ぶんぶんぶん、しらぶとぶ｣
白布に羽が生えたら飛んでいかないように毟るけどな。
｢なんのこだわりかアシメのぱっつん｣
昔からあの髪型なんだよなぁ……顔可愛いから似合ってるよ。
｢ぷんぷんぷん、しらぶんぶん｣
短気は損気とは言うけど怒りの矛先が私に向いている時は私の事だけを考えているみたいでちょっと良い気分。マゾじゃないから嬉しいわけではない。
我ながらうまく韻を踏んだ替え歌だと思う。愛と煽りの塊感。
健康的にぐっすり寝て翌日、朝練の時間。何故か白布の頭に角が生えてますね。
｢Aコレ何だよシバくぞ｣
｢……おっとうっかり｣
｢太一と天童さんに散々イジられるだろこれ……｣
ぶんぶんぶんの歌詞載せてたの裏じゃなく日常垢だ、そりゃカッコーの餌食になるわ。合掌。
｢天童先輩に歌ってもらって録音しよ｣
｢ファッ○ュー｣
にじゅうさん。虹と胡散臭い人と。→←にじゅういち。忍従…一応している(いない)
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黒瀬 - 読んでめちゃめちゃハマりました！更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2020年4月8日 19時) (
レス) id: c0f0417cc9 (このIDを非表示/違反報告)
noara(プロフ) - あっすこです…ろくろ首で待ってます！更新お疲れ様です！ (2020年3月24日 22時) (レス) id: c5bfb6cb88 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - ヤバイ好きです！メンヘラはじめてでちょっとだけのぞく気でいたらどハマりました！！更新頑張ってください！！！ (2020年3月19日 18時) (レス) id: 2f295bf970 (このIDを非表示/違反報告)
霧華 - メンヘラすきです…続き気長に待ってます(ﾟーﾟ*) (2020年3月4日 11時) (レス) id: daf330d400 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ちゅきです (2020年3月3日 9時) (レス) id: 7f42fd7b15 (このIDを非表示/違反報告)
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