娜弥家の結婚式 ページ25
階級が甲になった者から、実力がある者のみ柱として選ばれる。柱になるには五年かかると云われているらしい
耀哉「君を炎柱に任命する。」
荼津「ありがとうございます、お館様。これからもより一層、鬼殺隊に誇りを持ち鬼を狩ります」
耀哉「七味A、あの子の事だけど...若し君の言葉通り功績を上げれば、地柱に任命しよう。君の流派を途絶えさせないようにね」
荼津「...よかった。お館様、俺は彼奴に一人前の隊士になるまで死ねません。必ず護ります」
耀哉「そうか。なら君たちの結婚も認める...けど、娜弥家の式はどういうものか。改めて確認してもいいかい?」
荼津「二人でお互いの盃に酒を入れ、お互いその酒を呑み合います。これは五代前当主の提案であり、自分たちで思い出に残る式を挙げようということで、この式が主流となりました」
耀哉「...素敵な式になることを祈るよ。」
お館様は祝ってくれているが、言葉に何かを含んでいるような感じだった
「未成年はお水です」
荼津「だから俺も水にする。お互い相手に呑ませ...ああ、終わった後」
「またケツに刀刺しますよ」
荼津「綺麗な殺意だなあ。冗談だよ」
朝日が昇ってきた。暫くは任務がない
荼津「ほら、水を注ぎなよ」
「はい」
水は太陽で反射して輝いている。でも私の心は明るくもないし暗くもない
こんな式はどうだってよかった
荼津「君がどう変えれるのか期待している。」
「...」
善逸「あ、あの!!!」
水を呑ませようとした時、善逸が突然現れた。早朝だからか髪の毛も崩れている
荼津「なんだ」
善逸「...お...俺に代わってください!って違った...け、けけ...決して認めない!!!結婚とか認めないからなこの野郎!!!」
荼津「あ?」
善逸「ヒィッ!?」
「...面白いな。」
荼津が持つ盃を取り上げ、善逸に無理やり渡す。善逸に喋らせまいと、自分の盃にある水を無理やり呑ませた
冨岡「ごふッ」
胡蝶「!?」
蜜璃「(きゅん...)」
荼津「...」
善逸「A!?」
「呑ませて。」
善逸がその場に任せて私に水を呑ませる。水を呑んだ後は...
冨岡「ほぎゃっ」
胡蝶「義勇さんもそんな声出るんですね。」
蜜璃「きゅんきゅん...」
「...これで結婚したことになるけど、禰豆子ちゃん以外の子と接吻した感想は?」
善逸「...暫く会わない間に...すごいの覚えましたね...」
___ちょっとキレた
胡蝶「あれ?」
「このクソ野郎ォォォ!!!」
柱三人ほど負傷。
23人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月18日 11時