鬼殺隊としての使命[鬼滅の刃] (ページ22)

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伊黒小芭内ページ22

伊黒｢...荼津、お前が特訓させているのは...｣

荼津｢あれが俺の将来の｣

またケツに刀が刺さる。この音はもう聞き飽きた

｢私に処罰を下すのは結構です。でも女を子産みとしてしか見てないクズでゲスで馬鹿で人間とは思えないこいつを呪います｣

伊黒｢許可する｣

荼津｢許可すんなァ！！！｣

伊黒｢黙れ。木の棒に刺されろ｣

荼津｢はあんっ...｣

変な声を発して失神、お決まりの行動だ。最近の朝食は"食事制限は大事だ！"という謎のお決まりで味噌汁だけ。でも昔は少し貧乏だったし、何時もこんな感じだったからむしろ慣れてる。此方が好き

｢暖まるぅ...｣

伊黒｢お前は望んで修行をしているのか｣

｢少しだけ望んでおります。...杏寿郎さんと約束しました｣

伊黒｢慕っているみたいだな。俺は...彼奴が死んだことを受け入れられない｣

｢私は死を受け入れて前に進みます。それから私は娜弥家の歴史が嫌いです｣

伊黒｢知っている｣

｢私の代で歴史は途絶えさせます。新しい娜弥家を作り出します｣

荼津の云っていた事は間違っていない。杏寿郎さんが何れだけ優しい言葉をかけていようと、私は荼津の嫁となり娜弥家を根から変えると決めた。...まだ何年もかかりそうだが。

伊黒｢...とろろ昆布。それはとろろ昆布か？｣

｢後で柱の皆さんにお土産をと思いまして、好きなものを用意していたんです。どうぞ｣

伊黒｢ありがとう。明日も作れ｣

｢喜んで！｣

＿＿＿＿少しだけ友好度が高まったような気がした