【 短編集 】読売のかわえー子

ずっと好きでした　【G.# 20】 ページ36

「ずっと、好きでした…あの、その…」



















付き合って、欲しいです



















野球部の戸郷くん










ずっと好きだった人に告白された











私、今すごいにやにやしてるかも



















「Aさん…？」



















『あ、あ…ごめん……私も好きです、！私でよければ…』











にこっと微笑んでみると戸郷くんも安心したように笑った

















「あー、よかったぁ…振られたら一生立ち直れないとこでした」










『なにそれ、大袈裟笑』



















「…今日、一緒に帰りませんか？」














方向いつも一緒だな〜って見てたので













照れたように笑う

















かわいいなぁ…私のこと見ててくれたんだ















『うん、一緒に帰ろっか！』








「やった〜、ありがとう〜」

















じゃあ荷物まとめて来ますね














そう言ってまたグラウンドの方へと戻って行った



















『やっと付き合えたなぁ〜……戸郷くん、中1の時に好きになったんだっけ』















今私達は高1












長かった〜！！










高校一緒になってなかったら付き合えなかったな〜…









まぁ私が合わせたんだけど笑



















「Aさん！帰りましょ〜」








にこにこした顔で戻ってくる



















『うん！……私戸郷くんと付き合えてよかった、ずっと好きでいてね』















「当たり前じゃないですか！…ずっと一緒ですよ」



















せっかく付き合えたんだし
















って手を繋がれた



















嬉しい



















この先もずっと



















この手が繋がれますよーに！









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