諏訪部さん家のお嫁さん

同棲ノ話 ページ6

「と言っても本当に似たような感じなんかもう一人暮らし歴長いけど限界が来たのよ……」

諏「飼ってた文鳥が亡くなっててすごいナーバスだったんだよA」

「大福ぅぅううう」

鈴「えっあの頃なん？？？Aが来る日も来る日も文鳥可愛い言ってた情緒不安定期」

「とりあえず人をなんか珍獣みたいにいうの辞めないか？？？？」

「でヤケ酒にしようと思って行動起こしてみたところ」

諏「酔った時のめんどくさい事後輩周知の事実だったから皆上手いこと逃げてたんだけど」

鈴「俺も華麗にターンして帰った」

「鈴に重い事を相談すると感極まって泣いちゃって阿鼻叫喚みたいになるから私もパスだわ。酒入ってると尚更なんか熱くなるし」

真「あぁ……(何となくの心当たり)」


諏「それで奢るからって俺に白羽の矢たったんだけど」

「ここぞとばかりにいい酒バカスカ頼みやがって」

諏「ごちそうさま。」

「まぁ……それでなんかもういっぱいいっぱいで……順さんと一緒に住めたらいいなぁみたいな願望口走って」

諏「それ聞いた瞬間俺は物件を探し始めた」


「酔ってぐずってる彼女ほおって置かないで欲しい」

諏「まぁでも翌日何を思ったのか電話でやっぱりず一緒に居たいって改めて言われて」

「いらんドS発揮された……色んな意味で精神がお亡くなりになった……」

諏「電話じゃなければちょっとは加減したのに」

「え゛っ怒ってるのそこだったの！？」

鈴・真「(この夫婦ほんとに似たもの同士だなぁ……)」

「まぁ最終的に大きめなマンション借りて約1年は一緒に住んだよね」

鈴「で？？今そのマンションは？？今だって家建てたやないか」


諏「Aの仕事場兼コレクション部屋」

鈴「豪勢…」

「いや今までの台本とか資料とかそういうのだから！！！！！」

真「でも私知ってますよ〜？？Aさん諏訪部くんの雑誌とかポスターとかキャラクターグッズとか所狭しと飾ってある秘密の部屋あるの」

「ああああああああぁぁぁ」


鈴「そーなん？？？！？」

諏「えっそれは……ちょっと聞いてないわ……」

「言ってないもんね！！！！！！」

んんんんんんんんんんん恥ずかしい……
なんだろう……わああああ……
もう頭の中やばい……

鈴「A息してへんで！！？」

「いや生きてるし！！！！！」

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