女装男子ですけど。2 (ページ8)

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大くんの話。ページ8

佐久間大介という男と俺の関係は…

元、同グループ。そして、そのグループでの
ダブルセンターだったりした時期もあって。

身長も近め…だったし。あとダンス。結構息があった。声の相性とかも悪くはなくて。

でも、もう一緒に歌うことはないだろうけど。

大くんは優しいから、俺がメンバーじゃなくなっても、こんな感じで構ってくれる。趣味も合うし、時々一緒に買い物に行ったりする仲ではある。

初めて会ったのは、大我ん家で一緒に遊んでからだっけ。佐久間家程ではないだろうけどうちも京本家とはまぁ仲が良かったので、時々大我ん家にお邪魔してた時に会って。呼び方はその名残。

佐「うわー！！ジュビたん～！！わー！！熱烈ご挨拶！！」

なんでジュビアの落ち着きがなかったのか、大くんの方に行きたかったからなのね。ジュビアは大くんの事大好きだもんな。ちなみにカーロの方はビビってる。

佐「佐久間さんのこと覚えてくれてたの～！！？うれし～！！！！」

うちの娘に手を舐められ、今は頬を舐められている大くんはほんとになんでいるんだろうか。

奏「どうしてこちらにいる？」
慎「さっくん！？家行ったんじゃないの？」

まだちょっと警戒気味のシェリーを連れて、慎太郎も合流。よしよしシェリー。大丈夫だぞ～…
と、シェリーを撫で回してやってると、

京「さっくん…！はや…！！」
うちの姫が走ってきた。
佐「あ、ごめん大我～…」

なるほど、置いてかれたのか。
京「俺、慎太郎達って分かんなかったのに…」

肩で息をしながら、慎太郎に寄っかかる大我。
奏「水はい。」
京「ありがと…」
とりあえず水を手渡してやる。

岩「ほんっとにお前ら！！佐久間は荷物放りだしていくなよ！！」
なんとSnowManリーダー様まで。大量の荷物ということは、多分大くんがひかるもって！！！ってパスしたからなんだろうな…

岩「で、やっぱり嗅覚大正解だったのね。本当に奏と慎太郎だ。」

慎「岩もっちゃんだ～お疲れ～！」

佐「ごめーんひかるー…」
大くんが荷物を返してもらってる中

3人と3匹はどうしようかと立ち往生。
慎「(きょも、これどういう状況？)」
京「(いや、色々あったのよ。色々。)」
奏「(その色々を聞いてんだよ！！)」
「「ﾜｩ」」
小声で全力会議も虚しく…

岩「てかお前なんでそんな荷物多いの。」
佐「備えあれば憂いなし！なので。」
岩「あー…そゆこと。」

佐「じゃ！御三方！レッツゴー！シェアハウス！」
大くんが満面の笑みで俺たちを見た。