[Elext City] Ⅱ (ページ24)

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数曲踊った後、MCに入った2人はコメント欄を見ながらMCを回す。
Shota「凄いなシン、コメント欄でもうるさい」
Jesse「HAHAHA!!!!!さっすがシン～！」

『俺は信じないぞ。これがさっきまでドエロイ振付踊ってた奴なんて信じないからな！』
『嘘つけ！信じられるか！俺は部屋に戻るぜ！』
『忘れないでほしいんだけど、この数十分前までsIn☆、散々Jesseに「うるさい」って言ってた』
『だぁってうるさかったんだもぉ～～～ん!!!!!!!!!!!!!!!!』
『sIn☆ってマジでTwitterと配信で人格変わってるのでは？』
『二重人格？？？』

Jesse「ちょっと！みんな！これ俺らの配信！sIn☆の事ばっかり話さないでよ～！！」
Shota「お前が話したらMC伸びるだろ」
Jesse「やだやだ～！！！！もっといっぱい話すも～～ん！！！」

『でもsIn☆、Jesseに「行くかどうか考える」って言ってた』
『愛情の裏返しだな』
『アイスのアタリ棒当たったのかな』
『Shotaくん！「KING」を歌って踊ろうとした理由は何ですか～！？』

Shota「「KING」を選んだ理由？見ててカッコいいなぁって思って。最近は可愛い曲が多かったから、俺たちも大人だぞ、ってところを見せようと思ったんだよね」
Shotaがコメントからの質問を拾っている間、Jesseはウキウキしながらフレンド欄を開いていた。
今日はいつも以上に友人が沢山来るのだ。

Jesse(…あれ？)
フレンド欄に1つだけ灯る「オフライン」の文字。
その欄にいるのは…kochi。つまり、今kochiはこの配信上にいない？
Jesse(何かあったのかなぁ…？)
でも来るって言ってたのに。なんて首を傾げながら、JesseはShotaの合図で後半戦への曲へと進めて行った。