【イナイレ】星の妖精は日本のサッカーで世界へ行く1

4話 選考試合2 ページ6

不動「小暮！風丸！もっと前にでろ！」


「「え？」」


不動「いいから前にでろ！」


2人は前へ。


鬼道「おい不動！勝手な指示を出すな！」


不動「ふん。知るかよ」


武方「お？チャンス！」


角間「おっとー？武方が突然全線に上がってくるぞー！」


不動「風丸！松野にあたれ！」


武方「パスだ！俺にパスをよこせ！みたいな

よし、バックトルネー((ﾋﾟﾋﾟｰ！」


角間「これはオフサイドです！」


武方「そんな馬鹿なみたいな！」



『オフサイドトラップ』


秋「オフサイドトラップ？」


『ええ。GKを除く、守備側の選手より、ゴールラインに近くにいる攻撃側選手がパスをもらった時、オフサイドになる。それを利用したトラップ。

あの子、乱暴なプレイする割には頭脳型なのね』


ﾋﾟﾋﾟｰ


角間「不動が切り込む！」


円堂「止めろ！飛鷹！」


飛鷹「お、おっす」


あの子だめ。動きがまるで初心者。止めれない。


不動「お前ごときじゃ、はっ！」


不動がゴールへシュート！


綱海「とりゃっ！」


角間「綱海がクリア！間一髪だ！」


円堂「綱海！助かったぜ」


綱海「おう。

しっかりしろ。ゴールは波打ち際と同じだ。なめたら足をすくわれるぞ」


円堂「どんまいだ、飛鷹」


飛鷹「ｯ、うす…」


鬼道「飛鷹か。全く情報がないので警戒していたが、どうやら考えすぎだったようだな」


不動「ふん。今頃気づいたのかよ」


豪炎「爆熱ストーム！」


円堂「正義の鉄拳G2！」


染岡「ドラゴンスレイヤー！」


円堂「いいぞ！染岡！」


目金弟「とりゃ！」


虎丸へパス。


虎丸「豪炎寺さん！」


豪炎「虎丸！行け！」


虎丸「……。ｯ！！」


後ろへパス。


豪炎「え…」


…なぜ？なぜあの子はバックパスを？

もしかしたら…………過去になにか……


ﾋﾟﾋﾟｰ


角間「前半戦終了！」


円堂「すごいぞ、みんな！この調子で後半もがんばろう！」


「「おう！」」


『はい、お水どうぞ！』


円堂「おお！さんきゅな！」


私はただ座っているのもあれなので、マネージャーの仕事を手伝っている。といっても、お水とタオルを渡すくらいだけど…(笑)


吹雪「ねぇねぇ！試合、どうだった？」


『え？あ、うん。すごいよ、みんな。サッカー大好き！って気持ちがすごく伝わるよ！』


円堂「ほんとか！！」


『うわ！』


近い！相変わらずみんな近い！


ﾋﾟﾋﾟｰ


円堂「あ、もう始まる！」


た、助かった…

5話 選考試合3→←3話 選考試合1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す