エルフ族の少女【HUNTER×HUNTER】 (ページ21)

今日:8 hit、昨日:39 hit、合計:45,633 hit

１７話ルナの正体ページ21

さて、私も寝なきゃ。でも眠くないしな～、星でも見に行くか。「あれ？ルナ？」ん？

『あ、クラピカ！まだ起きてたんだ』

クラ「そちらこそ」

『へへっ。ちょっと星でも見に行こうかと。よかったら一緒に行く？』

クラ「そうさせてもらおうかな」
.
.
.
.
『うわぁ！ベランダからの眺め最高だね！近くに明るい建物もないし、綺麗…』

クラ「そうだな、綺麗だ…

なぁ、少し聞いてもいいか？」

『ん？なに？』

クラ「ルナは、フェイ＝エレディアという男を知っているか？」

『ああ、その人私の父さん。私、ルナ＝エレディアだもん』

クラ「え？」『え？』

クラ「ぇぇぇええええ！！！」

『そ、そんなに驚くことかな？「驚くさ！」お、おおう。でもどうして父さんの名を知ってるの？あ、でもハンター界では有名なんだっけあの人』

ていうか、ほんと父さんこと知らないことばかりだな、私。

クラ「ああ、それもあるが。昔、フェイさんにあったことがあるんだ、数回。

…私は、クルタ族の生き残りだ。」

『クルタ族！？生き残り！？
そっか、生き残りがいたのか、そっかぁ(ツー』

あれ、なんでクラピカ焦った顔してるんだろう。

クラ「ｯ！？なぜ、泣いている！？」

『え？あ、ほんとだ。なんか、嬉しくて(微笑ニュースでクルタ族襲撃事件を見た時、父さんがクルタ族に何度か会ってたことを知ってたからなのかとても悲しかったから。でも、生きている人がいて、ほんとによかった(ニコｯ』

父さん、このこと聞いたらすっごく喜ぶだろうな。

クラ「///(ギュッ『クラ、ピカ？』ありがとう…」

『…うん！』
.
.
.
『にしてもどうして私に父さんの事聞いたの？』

唐突に聞いてきたしね～

クラ「フェイさんに雰囲気が似てたからもしかしたら親戚なのかと思ってな、聞いてみたんだ。そしたら父親とかえってきたのでな。さすがにびっくりしたよ(笑)」

『え？父さんに雰囲気似てる？そーかな？』

鏡を取り出す。

うーん、全くわからん。似てないと思ってた。

クラ「ん？てことはルナはエルフ族、なのか？」

『うん！そうだよ！ほら、耳細長いし』

クラ「そうだったのか。てことはシャラールもできるのか？」

『よく知ってるね～。うん！使えるよ！』

クラ「フェイさんがシャラールの力を見せてくれたんだ。確か、水を浮き上がらせていたな」

『あ、父さんそれくらいはできるのか』

クラ「？どういうことだ？」