ファンの私とあなた

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Aside

すずをすずの家族のところまで送りに行った後

『はあ、、』

龍友くんに今朝のことどう説明しよう、と考えながら一人マンションについた

龍「あ、Aちゃん、ただいま」

あ、龍友くん、ただいまとか、照れるな(笑)

龍「なーにニヤケちゃってるの」

龍「朝は’’行ってらっしゃい’’って言ってくれたのに、帰りはないの？」

え、あの小声で言ったの聞こえてたんだ

『朝のはーその、一緒にいた親友に頼まれまして〜』

龍「それで僕のことも待ってたのか(笑)びっくりしたよ」

『え？知ってたんですか？』

龍「まあ、まさかあの静かなAちゃんが急に僕に積極的になる訳ないだろうと思ってね」

『本当にごめんなさい！』

そう必死に謝ると龍友くんは笑いながら

龍「いいよ、嬉しかった」

そう言った

そんなに嬉しかったんだ

すずの言った通りだった

龍「あの親友さんは、誰かのファンだったりする？」

『玲於くんのファンです！二人でライブとかもしょっちゅう行ってました』

龍「あ、そうだったんか、もっと話してあげればよかったなあ」

『じゃあ、また東京きた時にお願いします！(笑)』

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