ファンの私とあなた

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次の日

亜「おはよー」

玲「はよ、」

メ「おはよー！」

涼「おはようございまーす」

裕「おはよう」

隼「おはようございまーす！」

龍「ん、おはよ」

亜「龍友くんどうしたんすか、なんかいつもより元気がない」

龍「なんか新しくマンションに引っ越した子のことが気になって」

隼「好きなんすか！？」

龍「ちゃう、たまーにエレベーターのところで見かけるんだけどどこか寂しそうで、
前話しかけてみたら、学校でいじめられてるっぽくって」

裕「まじか」

龍「その子、GENEのファンだって。だから何か力になれないかなあ」

亜「でもそれってかなりやばくない？いくらファンでもかかわり過ぎないようにね」

龍「うん、まだ学生やしそんな事にはならんと思う」

仕事が終わって家に帰ろうとすると
あの子が座っていた。まるで僕のことを待っていたかのように

『あ、龍友くん、じゃなくて龍友さん。すみませんなんか‘くん’付けしちゃって』

龍「あー全然いいのに」

『私のことまだ全然説明できてないと思って』

やっぱ待っててくれてたんだ

『Aです。高１です！今は叔母と住んでます。』

そういうことだったんか

龍「じゃあ、叔母さんに相談できたか？」

『いいえ、あんまり家にいることがなくて言えないんです。』

家族としてこの子引き取ったのに話す暇ないなんて叔母さん、それは失格やろって会った事がないけど思っちゃった

龍「じゃー僕と会ったときに相談すること！わかったな？」

『え、そんな迷惑なことできませんよ』

龍「迷惑て、、昨日相談できてたじゃん！だから大丈夫だってば、ね？」

ちょっと無理やり言い過ぎたかな
でも言いたかった事が言えてなんかスッキリした
一人で抱え込ましたくはなかったから

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