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自分にその様な力があるとは信じ難かったからだ。だが、学園内にある図書室にたまたま来た時、偶然目に入った『魔王の存在』という、魔王について書いてある本を見て言葉を失う。
何故なら、通常の魔王は魔力が威圧的に高く、闇と炎の魔術を得意とし、光魔術は出来ないとし、その他の魔術は苦手。対術や剣術を不得意としていたからだ。
それに加えイルナは、魔力は少し高いくらいで、魔術は光魔術は少し苦手くらいでも使え、それ以外の魔術は得意、そして体術や剣術を一番得意としていたからだ。
そして勇者であるマークはどうなのだろうと気になり調べてみるとこちらも異常であった。
普通の勇者は聖魔法というモノを持ち一番の得意とし、闇魔法が不得意で、体術、剣術は得意。
だがマークは、一番得意でなければならない聖魔法が大の苦手で闇魔法が一番得意、他の魔法もイルナくらいにはでき、体術は得意で剣術が苦手。
そもそもマークは別に人間の味方などしていなかった。かと言って魔族の味方でもなかった。
じゃあ何の味方だ。イルナはあるときマークにそう聞いた。そして帰ってきた言葉に目を見開いた。
それは、クリムという魔女の味方だ。
イルナは正直その事実が受け入れがたかった。だがその後に今はイルナ達も自分の仲間だから味方だな〜と、呟くマークを見て、それは流石に違う気がした。
何故かと言えば、その会話が行われた所は当時の魔王城の中だからだ。
それに仲間というのも、魔族に6割方居る争いを好まない者達も指しているのだから。
「イルナ、どうしたの？唖然としてたり遠い目したりして……もしかして熱でもあったり？」
「御姉様、大丈夫です。」
イルナはルリに優しく微笑みかけていると、不意に光の素が酷く乱れ初める。
「なっなんじゃ！？」
「なっ……」
突然の事にイルナはビックリし、シユは気持ち悪くなり口元を手で押さえ倒れ混む。
ルリはそれをただ見つめ、フゥーと、小さく息を吹く。
「大丈夫？イルナ、シユ」
「素が……」
ルリが優しく微笑みながらそう言うと、イルナはいきなり素の流れが良くなった事に驚き呆然とし、シユは苦しさから解放され少し荒いが息を整えていた。
「いきなり何だったのだ……？それに光が完全に消えている」
「さあ〜？僕にはわからないよ。」
イルナは混乱から正気に戻ると、廃校舎の異変に築き悩み初め、それをルリは、そうぼける様に質問がふられる前に答える。
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如月 唯奈 - 矢骸 鵺与さん» いえ、大丈夫ですっ！私もオリジナル小説を書いています！一緒に頑張りましょう！ (2018年12月9日 22時) (
レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
矢骸 鵺与(プロフ) - 如月 唯奈さん» 応援ありがとうございます。改行の方は、今のままで書いていこうと思っているのですみません。ですが指摘はありがとうございます。 (2018年12月3日 22時) (レス) id: 574590adee (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 更新頑張ってクダサイ！応援しています！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - もう少し、文と文の間を開けた方が見やすいと思いますよ！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：矢骸 鵺与 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月8日 19時
