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そんな晴にシユ達は呆れて居ると、夜加は小さな溜息を付き「で、依頼は？」と、呆れた目で見ながら聞いた。
「あぁ……その……廃校舎は知ってるかい？西側にある」
その問いに全員頷く。
それを確認すると、晴は深呼吸をし、少し真剣な顔になる。
「その廃校舎なんだが、さっきは私の不注意とかはっきり言ったけど本当はなんと言うか……今まではほっといても何も問題という問題もなかったんだ。それが最近になって危険地帯になって……その……原因分かるかい？」
それに桜は、うむ……と小さく頷くと、腕を組み話だす。
「色々噂がたっているな。だが多すぎて妾はわからぬ。だがある程度絞れば５つ程出る」
桜は真剣に答える中、夜加は馬鹿を見る目で桜を見ていた。
ルリは、分かっているのか特に表情は変えず言おうか悩んでいた。
シユは真剣な表情で指を折り曲げ初める。多分最近広まった噂の事なのだろう。
「僕は既に3つまで絞れてます」
夜加は、作り笑いの様な笑顔を浮かべながら晴にそう言う。
少し間が空いてから、でも……と言うと、一瞬、ルリの何かを探る様な眼で見てから視線を戻す。
「黒奈さんはもう全てわかっている様ですがね」
「うん、そうみたいだね。ま、わかっちゃったらつまらないから、あまり言ってほしくないかな？ね、ルリ……ちゃん」
「じゃあ言いませんね」
晴の言葉に微笑んだまま、ルリは元々言わないつもりだったのか迷わず答えた。
ルリの答えに晴は満足そうに頷く。「でだ」と、晴はニヤつくと呼び出した目的を話出す。
「ここに呼び出した理由、本題を言う。廃校舎が危険地帯になった理由を解いて、その問題を解決して欲しい。そして、これは依頼を含めた連帯訓練だ。何故今この様な事をするのかはいずれ分かる。では頼むぞ！」
「頼まれる前に質問いいか？」
「ん？」
そういうとイルナは晴の方へ話ながら進む。
「我も訓練と聞いてそれとなくわかって来たのだがな……何故、今なのだ？我が思うにだいぶ前からぬしは分かっていたはずだ。我が素の違和感に気づき始める前から」
晴は、イルナのその言葉に少しずつ眉間にシワを寄せていき、最後の言葉を聞いた瞬間、目を見開いた。
「我は元とはいえ魔王だ。素を感じやすい。して廃校舎の噂が広まり始めた頃から、ぬしの素が不適な動きをし始めたものだから何かあったのかと思っていたのだ」
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如月 唯奈 - 矢骸 鵺与さん» いえ、大丈夫ですっ！私もオリジナル小説を書いています！一緒に頑張りましょう！ (2018年12月9日 22時) (
レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
矢骸 鵺与(プロフ) - 如月 唯奈さん» 応援ありがとうございます。改行の方は、今のままで書いていこうと思っているのですみません。ですが指摘はありがとうございます。 (2018年12月3日 22時) (レス) id: 574590adee (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 更新頑張ってクダサイ！応援しています！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - もう少し、文と文の間を開けた方が見やすいと思いますよ！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：矢骸 鵺与 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月8日 19時
