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肆拾捌話 ページ33

ー伊黒視点ー

伊黒「…そんな事俺に聞くな。」

二人の鬼は悲しそうに笑みを浮かべた。

俺は鬼から体を背けた。

伊黒「……………………だが…」

「「?」」

伊黒「………………………Aは優しい奴だからな、罪を償えば許してくれる筈だ。」

「「…」」

「そ、だよね…あり__ぅ…殺してくれて…!」

「_____まで…あと少し…頑張ってね…!」









"必ず倒してね。"









二人が言った言葉はかすれて聞こえなかったが、最後の言葉だけはっきりと聞こえた。

甘露寺「伊黒さん、行きましょう!」

伊黒「…ああ、必ず倒すぞ。鬼舞辻無惨!」

俺達は宿敵がいる無限城の奥に駆け出した。

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作者名: | 作成日時:2020年10月25日 10時

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