【wrwrd!】君は夢のように美味しい【男主】

十二口目 ページ14

困惑しているのがわかったのか紅い彼は


?「お前はあそこにおりたくないやろ?
食べられたいわけやないんやろ?ならここに居ればええねん」


これは総統命令だ。と当たり前のように僕に笑いかけた。


変な人、だけどいい人だ


僕は胸に広がる熱に頬を緩めた。


??「はぁ!?待て待てグルさん!
こんな危ないもん置いとくとかアホやて!!」

?「知らん。決まったことだゾ」

??「あんたの中で決まったことですやーん!!?
俺は反対やで!?」


赤いマフラーを巻いた人が手で×を作って抗議している。


まあこれが普通だよね

あの人が可笑しいんだ

僕も、お世話になるわけにはいかないよなぁ…

なんて思っても、本当はここに居たいと思っちゃってる僕がいる


??「俺はええと思うけどなぁ。
食用人間なんてなりたくてなったわけやないと思うし、」


連れてきたんは俺やし。とエメラルドが僕を見つめる。



_________ｷﾘﾄﾘ__________
迷走しししませう(失神)

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