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浮気26 ページ26

ASIDE




BH「それで俺のとこに来たってか。」






『うん』






BH「うん、じゃねえよ!!
チャニョルはどうした!!!」






『寄るとこあるから家まで送らなくていいよって』








そういうとブルブルとした素振りを見せるベク。








BH「そう言って、はいそうですか、
って簡単にいくやつじゃねえじゃん!!」







『ベクの家行くって言ったもんちゃんと。』







BH「俺を殺したいのかお前」







『確かに俺もついてくってうるさかったけど
なんとか説得できたよ?』







BH「俺の命はなんとか無事だな...」







そういってホッと肩を撫で下ろすと







BH「言わないほうがいいとおもうけど
言わなきゃお前帰らなそうだからな。
よ〜く聞けよ?」






そしてベクの眼つきが一瞬にして変わった。







BH「まずはセフンだ、
アイツは今学校来てないよ。
外ふらついてヤンキーと喧嘩起こしてる。
学校にバレるのも時間の問題だな」






『嘘…』





学校にも来てないの…?






BH「サランさんは保健室登校。
精神的におかしくなって病院にも通ってるらしいよ。
チャニョルが何かしたんだって。」






『何かって……』







BH「精神的におかしくさせるほど酷いこと。」







だからチャニョルを見てあんなに怯えてたんだ。








BH「俺も聞いていい?」







『ん…?』







BH「本当にチャニョルのこと好き?」







そのとき手に持っていたスマホがスルッと落ちた。







ベクがそれを拾って私の顔の前に差し出してきて







ハッと我に返る。







『…なにいってんの!




当たり前じゃん、そんなの。』






急いでスマホを取り返すと






BH「じゃあセフンに会いに行ってこい。」






『…………は?』






BH「そんでセフンの前でも
チャニョルが好きだって言い張れるなら
信じてやるよ。」







『なに言ってんの…
そんなことするわけないじゃん』








BH「ふぅ〜ん…逃げるんだ。」






『なに…それ』






BH「自分の気持ちからもセフンからも
逃げるんだ?チャニョルにもセフンにも
悪いことしてるよ、それは。」







『ねぇベク、』







BH「会いに行かなかったら…









Aとはもう関わらないから。」








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作者名:て て 。 | 作成日時:2015年10月18日 1時

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