私の憧れ -1- (ページ2)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:72,078 hit

２ページ2

～３ヶ月前～

普通の県立高校を卒業した私は、メイクアップアーティストになりたくて専門学校に進学した。

小学生の時から大好きだったK-POPが影響で、趣味でアイドルのメイクを真似してたことがきっかけだった。
まあ、K-POPアイドルに会ってメイクしたい！っていう下心も無くはないんだけど、、笑
それ以上に自分でももちろん、人にメイクを施すことが大好きになった。
でも、、、

『あーーー、どうしよう、、、』

先生『ちょっと、まだ決まってないの？』

『はい、、』

先生『あんた実力はあるのにもったいないわあ』

専門学校を卒業する３か月前になっても就職先に迷って、ずっと決められなかった。

もちろんいいメイク会社はいっぱいあるんだけど、どこも実家から遠くて、地元を離れる勇気がなかった。

『本当にどうしよう、、』

？？『Aーー！！』

『どうしたの？環奈』

環奈は専門学校に入ってから出来た初めての友達で、他にたくさん友達ができた今でも一番の親友

環奈『これ！参加してみない？』

見せてきたのは募集中と大きく書かれた紙

よく見てみると、
アジアの国々が合同でメイク技術を披露するオリエンテーションみたいなものらしく、会場は東京と書いてある。

『これどしたの？』

環奈『学校の掲示板に載ってたの！アジアのいろんな国のメイクさん達の腕を見れるみたい！一緒に参加しようよ！』

『でも、私まだ就職先決まってないし、、、そんな暇ないよーー汗』

環奈『ああ、そっかあ、そうだよね！ごめん、、』

『ごめん環奈、他の人誘ってあげな！』

先生『A参加すればいいじゃない、あんた韓国好きなんでしょ？本場の韓国メイク学んでこれるいい機会じゃない』

『でも先生、就職先決まらないとそんな余裕』

先生『ばかね、それ参加して自分の本当に行きたい就職先を探せばいいのよ。』

環奈『Aそうだよ！私だってAとの方が楽しいもん！』

先生『遊びに行くんじゃないのよ！？』

環奈『分かってますよー！笑』

本当に行きたい就職先かあ、、
今はまだ知らない、地元を離れなくても済むいい就職先見つかるかな

『んーじゃあ、、行こうかな？』

環奈『本当！？やったあ！』

先生『いい学習の場になるわ、私から応募しとくからそれ貸しなさい』

A環奈『ありがとうございます！』

いい就職先見つかるといいなあ
でも楽しみかも！