Still Dreaming 7 (ページ47)

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Firework ページ47

コロナ禍でオンラインのステージばかりだったここ約2年。

ついにオフラインのコンサートが決まった。
数組のアイドルたちが集まるイベント

デビューして何年も経ってるけどこれだけ久しぶりに大勢の観客の前でステージに立つってなるとやはり緊張する。やっとあのライブ特有の雰囲気を楽しむことができるのは嬉しいんだけどね？

事前の打ち合わせで渡されたタイムスケジュール。なんとまあ私達イリチルが大トリだったの。

デビューして5年、私たちもトリを任されるグループになったんだなって実感したのと同時にプレッシャーも感じたりしたんだ。

「私たちもトリを任されるグループになれたんだ…楽しみだけど…プレッシャーもあるね」

間も無く私たちの出番。
舞台裏でテヨンオッパに話しかける。
ドタバタなスケジュールが続きみんな流石に疲れが見え始めてきたけどファンにはそんな姿は絶対に見せないし

TY「そうだね、プレッシャーもあるけどさ、楽しんでやろう、僕達らしく！」

「久しぶりだから緊張する」

MK「緊張してるの？笑珍しいじゃん」

「でしょ笑こんなに人って集まってたんだなってドキドキしてきた笑」

YT『すげー楽しみ笑』

『さっきから凄いニコニコしてるもん悠太君』

TY「さ！久しぶりのオフラインステージ、頑張ろ！」

リーダーの一言にみんなで声出ししていざ本番。

lemonade、sticker、間にコメントをしてfavoriteまで披露しきった。

久しぶりに会う沢山のシズニ。みんなが凄く楽しそうにしてくれて私も凄く楽しかった。

最後にみんなでコメントの時間

TY「みなさん、今日本当に会えて嬉しいです。
これからもっと状況が良くなって皆さんの声を聞けたらいいなって思いました。」

JH「そうですね〜……？」

ジェヒョンマイク入ってなくない？
大丈夫？という目線を彼に送れば大丈夫。と帰ってきた。コメントもそんなに長くないし、まあ行けるでしょ。

「私達NCT127はstickerという曲でカムバックして、今はリパッケージアルバムのfavoriteという曲で活動してます！皆さん沢山聴いてくださいねー!」

私のコメントも無事に終わりほっと一息。

他のメンバーが話し出したその瞬間、すぐ後ろの方で1人の男性が走って来て私達に近づいた

久しぶりの大きな会場、たくさんの視線、走ってくる男性。