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数時間後、無事にイレブンは幼なじみのエマと共に成人の儀式を終えて帰ってきた。
「あぁイレブン、おかえり。無事成人の儀式を終えたようだね。町中で噂になってるよ。」
「おかえりイレブン、エマ。」
レイの気の所為だろうか、イレブンは前よりも少し逞しくなったような…そんな気がした。
「ねぇペルラおばさま、レイ聞いて！イレブンってば凄いのよ！神の岩の頂上で魔物に襲われたんだけどイレブンのアザがピカーって光って雷が魔物に直撃！まるでイレブンが雷を呼んだみたいだったわ！」
「…え？」
エマの言葉を聞いてレイは耳を疑ったのと同時に激しい目眩がしてその場に倒れた。
「レイ…早く逃げなきゃ！」
「ま…待ってマルティナ…。」
魔物から逃げるべくマルティナとイレブンを抱えたレイは嵐の中森を走っていた。
「あ…！」
嫌な予感がして後ろを振り向くと馬に乗った鉄の鎧の魔物が剣を今にも振り下ろそうとしているところだった。
「そ…そんな。…きゃっ！」
足下が滑りマルティナとレイは川の中へ落ちていった。
レイは反動でイレブンを手放してしまった。
「「イレブン…！！」」
マルティナとレイは手を伸ばしイレブンを手繰り寄せようとした。
レイは何とかイレブンを掴むことが出来た所で滝に落とされてしまいマルティナとはぐれてしまった。
そしてレイ自身も濁流にのまれ意識が朦朧としてきた中、イレブンの手の甲が光輝いた。
(これは…。)
イレブンの勇者の力か…と、そんなことを考えていたらレイの意識が途絶えてしまった。
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りあ@プリ小説してまーす(プロフ) - こちらの作品、見ててハマりました。これからも応援してます。 (2020年12月15日 2時) (
レス) id: 3b49f92543 (このIDを非表示/違反報告)
ペルイ - カミュとシルビアかなと思います。これからも頑張ってください！応援しています！ (2019年10月27日 23時) (レス) id: 9613fd4f62 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - カミュがいいです。更新大変だと思いますが、頑張ってください！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 9995b93200 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶 - グレイグがいいです。 (2019年10月27日 2時) (レス) id: b9f83decc8 (このIDを非表示/違反報告)
レン - 楽しく読ませて頂いてます。私生活も有りますので、ゆっくり更新でも良いと思います。��シルビアさんや�ゥ哀譽ぅ阿�良いかなと勝手に思ってます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: acc6103e6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひじり若葉 | 作成日時：2019年10月14日 8時
