Lost ページ1
あの子の名前は西園寺A、コズプロの代表取締役であると同時にソロ活動をしている僕と同い年の歌手
そして僕が最近想いを寄せている女の子…
ジュン「おひいさん、急に黙り込まないでくださいよぉ〜」
日和「ジュン君に言われたくないね？君も僕と同じ理由で考え込むんだから」
ジュン君もAちゃんのことが好きでその子のこととなると深く考え込むのはバレているね
誰もが彼女に惹かれてしまうのは不思議な魅力があるからだね、外見も中身もとても美しいから頷ける
でもアイドル達に恋をさせてしまったからあの子は追放されようとしているね
少なくともEdenの楽園からは…
よりによってそれを言ったのは凪砂君なんだよね
Aちゃんと知り合ったのは何年も前だけどしばらくの間関わりがなかったね
こうしてまた再会できたのはESが設立されてから
凪砂「…日和があの子の事を庇うなんて驚いた
よ
でも追放しないとあの子への愛から抜け出せなくなるかもしれない
それは皆にとって辛いんじゃないかな」
最初は僕だってそう思ったね、でも違う…見放すのはAちゃんを傷つけてしまう
会えなくなるのも辛いに決まっているね、だから僕はAちゃんを守りたい
一人だった僕にたくさんの愛と温もり、そして居場所を与えてくれた大事な人
女神だと言っても過言ではないから
こんな状況の中でAdamとEveが仲間割れした感じのライブをしろっていうコズプロの気が知れないね
日和「今度は僕がAちゃんのそばにいてあげる番だね
もしも彼女を追放するっていうのなら
僕のこともそうしてほしいね…悪いけど僕はあの子を見放せない」
「そのような真似は不要です！閣下と殿下！
皆さんはもう社会人と言ってもいいぐらいの年頃なのですから
そういった気持ちは自己責任ということでお願いします
彼女の力がまだまだ我らに必要です！離すつもりなどありませんよ」
ユニットと話し終わってAちゃんを呼び出した
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作者名：ひぃちゃん | 作成日時：2020年7月19日 13時
