《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

20話 ページ21

それは、誰も危険な目に合わせたくない






と言うAの願いだった








小五郎「そんな心配しなくても大丈夫だ！」








ー そして次の日 ー






コナンは何も知らず朝から出掛けに行った









コナン「行ってきまーす！」








そしてコナンて入れ替わりにやって来た園子









園子「ガキンチョ、出掛けた？」


蘭「うん！夕方には帰るって」


小五郎「俺たちも用意して行くぞ！」









コナンが出掛けてからしばらく、A達も出掛ける準備をした









園子「忘れ物ない？」


蘭「薬持った？」


「…これですよね？」









携帯用の薬と常備している薬を確認し鞄に入れる









小五郎「警部殿も待機をしてくれてるんだ。

行くぞ！」









高木刑事が運転する車に乗り込んだ







「…………」


園子「A？さっきから静かだけど、どうしたの？」


蘭「気分でも悪い？」


高木「窓でも開けますか？」


「大丈夫です」









浮かない顔をしているAは緊張しているようにも見えた









そして、高木刑事の車の後ろには子ども達が乗っている阿笠博士の車









歩「Aお姉さん達、出掛けるみたい！」


光彦「どこに行くのでしょうか？」


灰原「江戸川くんは知らされていないみたいね」









コナンが何処かへ出掛けに行ったのが気になる灰原。








博士「いいかね、危ない事は無しじゃぞ」







子ども達に言い聞かせて車を走らせる博士









その頃、コナンは喫茶店にいた









環「何か分かった？探偵さん」









ルポライターの仁野 環から捜査資料を見せてもらっていた









コナン「もしかしたら手帳を抜いたのは

芝刑事じゃなく、犯人かもしれないね」









ここ数日、コナンは環さんと会って一連の事件の再調査をしていたのだった









喫茶店で環と話していると環の行動に首を傾げるコナン









コナン「あれ？環さんって右利きじゃなかったの？」


環「元々、左利きだったのを右利きに直したのよ！

だから、考え事をしながらタバコを吸う時や

咄嗟の時はつい左手を使っちゃうの」









環の話を聞きとある日の引っ掛かりを思い出すと繋がる線…









コナン「ねぇ、お兄さんが務めてたのって

東都大学附属病院だったよね？」


環「そうだけど…私、ちょっと行く所あるんだ」









話を中断し、環はトロピカルランドに向かったのだった

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