《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

18話 ページ19

小五郎「明日って…さっき病院で

発作、出てたじゃねぇか？」


妃「明日は念の為、ゆっくりした方が…」


蘭「だよね〜…」









小五郎、妃、蘭の3人で話した結果、明日の朝の様子を見よう









と言う事になったが、案の定Aの体調は思わしく無かった









妃「やっぱり少し熱があるわね？」


蘭「やっぱり今日は家で寝てた方が良いよね？」


妃「そうね、でもこれから仕事なのよ…」


蘭「私も今日、部活だ…」









妃は仕事で蘭は部活…手が空いていた小五郎も目暮警部から呼び出されてしまった









蘭「どうしよう…部活、休もうか？」


妃「それは駄目よ！！大会が近いんだから…」


コナン「どうしたの？」









蘭が部活を休んでAを看ると言い出した時









出掛ける準備をしていたコナンがやって来た









蘭「Aがね、熱っぽいんだけど…」









蘭が状況を説明する









コナン「じゃあ、僕がA姉ちゃんを看とくよ？」


妃「でもコナン君、出掛けるんじゃ？」


コナン「明日でも大丈夫だから！」









子どもに任せるのも心配だが、頼れるのはコナンしか居なかった









小五郎「じゃあ、頼んだぞ！」


妃「何かあったら連絡してね？」


コナン「はーい！！」









小五郎、妃、蘭を見送ったコナンは何処かに連絡を入れ









予定を変更してAの部屋に向かった









「zzz...」








すやすやと寝ているAを見て安心するコナン









その間に必要であろう物を運ぶ









コナン「これで大丈夫だな」









コナンがAの部屋に戻ってしばらく…









再びAの部屋を少し出ようとした時、









寝ているAがコナンの腕を掴んだ









「…行か、ないで…zzz

しん、ちゃん…zzz」


コナン「！！！！

A？？」









記憶が戻っていないAだが、確かにコナンの耳に聞こえた









本当の自分の名前…









「…ん…。…コナン、君？」









驚き固まっているコナンを前に目を覚ましたA









コナン「A、姉ちゃん…どんな夢見てたの？」


「…夢？？」


コナン「うん、行かないで。って僕の腕

握ってたから気になっちゃって」


「あ、ごめんね…。覚えてないや。ｹﾎｹﾎ…」


コナン(あれは無意識なのか…？)









コナンの腕を放し起き上がろうとすれば頭痛に見舞われる









「っっ…」

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