《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

13話 ページ14

ー 駅 ー






朝から出掛ける準備をして駅に迎えば沢山の人で








溢れかえっていた。









妃「凄い人ね。

Aもコナン君もはぐれちゃ駄目よ？」


コナン「はーい！！」









外に出る事を怖がっていたAだが外の空気に









触れると自然と笑みが溢れていた









その姿を見てホッとするコナンだが、事件が起きてしまう









妃「さぁ、電車が来たわ！」









電車が停車する為、ホームにやって来たその時…不意にAの体が宙を舞った









「……え……？」


コナン/妃/高木「！！！！」









それは誰もがほんの少し目を離した一瞬の出来事だった









コナン「A！！」









誰かに押されて前かがみに転落するAを助ける為









コナンも線路に飛び降りた









コナン「！！！！」









迫り来る電車から助ける為、必死にAの体を起こし









線路の端へと避難する









コナン「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…」









緊迫した空気が流れる中、コナンの活躍のお陰で命拾いしたA









「…コナン、君…？」


コナン「…ﾊｧﾊｧ…大丈夫…？」


「…私の…せいで、ゴメン、な、さい…」









息を整えながらAを心配するコナンと









自分を責めてパニックを起こしているA









コナン「僕は大丈夫だよ？」


「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…」









パニックから発作を引き起こしたAは









そのまま病院に運ばれ手当てを受ける









そこに知らせを聞いた小五郎、蘭、園子がやって来た









小五郎「Aは？？」


妃「静かに！！今、薬で眠ったわ」


蘭「Aは大丈夫なの？」


妃「怪我は大した事ないみたい」









大した怪我では無いもののAの腕には包帯が巻かれていた









園子「…絶対、許さないんだから…！！」









怒りを露にしている園子の隣では小五郎が高木刑事を責めていた









目暮「しかし、これでハッキリしたな。

Aくんは佐藤くんは撃たれた時、犯人の顔を見ている。と言う事がな」









目暮警部の言葉を聞き、緊張が走る









目暮「何が何でも守り抜くんだ！！」


高木「はい！！」









そんな中、コナンは守るだけではなく攻める事も考えていた









Aはというと再び、しばらく入院する事になった

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