《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

1話 ページ2

ある日の米花町









雨が降る中、蘭は新一と電話をしていた









蘭「前にさ、Aをトロピカルランドに連れて行ってくれたじゃない？」


コナン(新一)「あぁ。」


蘭「今日、その夢を見て起きたんだって」









それはAが退院をしてしばらく経ったある日の事。









退院祝いに新一にトロピカルランドに連れて行ってもらった時の事だった









蘭「Aの体調も落ちついてるから、また連れて行ってあげてよ？」









テレビを見ているAの後ろから聞こえてくる会話









「新ちゃん、忙しいみたいだし良いよ〜」









新一の事情を知っているAは遠慮しているが蘭はお構い無しに









いつ帰ってくるのかを聞いていた









コナン(新一)「まだしばらく帰れそうにねぇから

また今度な！」


蘭「今度、今度っていつもそればっかじゃん！」


コナン(新一)「んな事言ったって仕方ねぇだろ？」









一方的に電話を切られたのか少しカリカリしている蘭









「そんなにカリカリしないで素直に

逢いたい。って言えば良かったじゃん？」


蘭「そんなんじゃないし！！」









新一の事情を知っているAと事情を知らない蘭の会話が続く中









話題を変えたのは蘭だった









蘭「そう言えば、今日って病院の日だよね？」


「うん、もうちょっとしたら行ってくる」


蘭「1人で大丈夫？付いて行こうか？」


「大丈夫だよー！何もないって！！」









なんて話していると再び電話が鳴り、蘭が出た









蘭「はい。分かりました。

Aの病院が終わってからでも良いですか？」


「？？？」









Aが頭に？を浮かべていると電話を終えた蘭が説明をした









蘭「目暮警部から。コナン君達が…」









蘭の話によるとコナンと同級生の歩、元太、光彦が事件の第1発見者となり









警視庁にいる、との事で毛利探偵事務所に連絡が入ったのだった









病院の検診を終え、蘭と小五郎と共に警視庁へと行けば









コナンが分かる情報を伝えていた









話終えて帰宅し今はAとコナンの2人きり









コナン「病院は？」


「大丈夫だよ？落ちついてる。って

あ、新ちゃん？」


コナン「ん？」


「お昼のお姉ちゃんの話、気にしないでね？」


コナン「あぁ。」


「けど、また行こうね！！」









なんて話して自分の部屋へと戻った

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