《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

12話 ページ13

寝ているAの夢は変わらず







誰かに追いかけられている夢だった









ー 朝 ー




目覚めると少し火照っているAの顔








コナン「A姉ちゃん、熱あるんじゃない？」


「大丈夫、だよ？ｹﾎｹﾎ…」


コナン「ほら、咳も出てるよ？

熱、測ろうよ！！」









心配かけたくないAは大丈夫。と言い張るが









コナンは言う事を聞かない。









そんな中、妃がAの様子を見に部屋にやって来た









妃「あら？どうしたの？」


コナン「A姉ちゃんに熱を測るように

お願いしてるのに測ってくれないんだ」









コナンが状況を説明するもAは起き上がり部屋を出ようとした









〜 フラ 〜




リビングに向かう途中、視界が歪みふらついた所を妃に支えられた









妃「ちょっと、大丈夫…？」


「…ごめんなさい…」


妃「体も熱いわ。やっぱり熱、測ってみてくれる？」









ベッドに連れ戻され、体温計を渡されたAは









素直に熱を測った









ー pi pi pi pi ー








体温計が鳴り、表示された数字を見ると









38.0℃ と記されていた









妃「これじゃあ、出掛けるのは無理ね」


コナン「A姉ちゃんなら僕が見とくよ？」


妃「違うのよ！実はね、」









妃の話によると小五郎と一緒にいるとイライラする為









Aとコナン、蘭と買い物に行こうと思っていたようだった









妃「Aの熱が下がったら行きましょう！！」









と言う事で出掛けるのを辞めた妃









そしてAは静養中の為あれから事件は起こらず









時間だけが過ぎていった









ー とある日 ー






Aの記憶は戻る事は無いが、熱が下がり体調も落ち着き始めた









コナン「熱が下がって良かったね！」


蘭「コナン君、移ったりしてない？」


コナン「僕は平気！！」









蘭や妃達も看病をしていたがコナンは付きっきりで看病をしていたのだった









妃「ねぇ、明日みんなで買い物に行かない？」


コナン「前に言ってたやつ？」


妃「そう！！Aの熱も下がったし

体調も落ち着いてるじゃない」


蘭「ゴメン〜。明日、園子と約束があるんだ」


コナン「僕は大丈夫！」









Aは気分が乗らないものの気分転換も兼ねて








妃とコナンと共に買い物に行く事にした

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