《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

10話 ページ11

みんなで事務所に集まりアルバムを見ながら話す







光彦「これってAさんですか？」


園子「うん、そう！！」


蘭「うわぁ〜、懐かしい！！」









見ているアルバムには制服姿のA、蘭、新一、園子









元太「これ、1人違うの着てるぞ？」


園子「どれ？」









みんなで元太が指を指す写真を見た









園子「これ、確か去年の学祭だっけ？」


蘭「うん。この時、Aはまだ

中学生だったから！」









それは昨年、行われた帝丹高校の学園祭での写真だった









〜 回想 〜



「明日の学園祭、見に行っても大丈夫？」


蘭「うん。Aのチケット、これね？」


「ありがとう！！楽しみだぁ〜」


蘭「それより1人で大丈夫？」


「大丈夫だよー！」


蘭「私も園子も明日はバタバタしてるけど

新一なら時間あると思うから！！」


「新ちゃんと回れるの？」









そんな会話をして学園祭当日









校門の前には新一がいた







新一「大丈夫だったか？」


「うん！大丈夫！！」


新一「よし、じゃあ行くか！！」









新一と回っている時に蘭と園子と出会いAの提案で撮った1枚









その他の写真にもAの隣には必ず新一がいた









「…この人…」


園子「Aの未来の旦那！！」









園子の紹介の仕方に呆れるコナン









「…昨日の写真の人？」


蘭「うん、探偵してる推理バカ！」


歩「昨日の写真ってなぁに？」









Aの部屋に飾ってる写真の説明をしている隣で









愛おしそうに写真の新一を見ているA









哀「見覚えあるみたいね」









灰原の一言でAに視線を移すが、そこには









頭を抑えてうずくまるAがいた









コナン「A姉ちゃん？大丈夫？」


蘭「A？どうしたの？頭痛い？」


「……っっ……」









返事をしようにも激しい頭痛に襲われ息が上がっていくA









歩「…大丈夫かな？」


光彦「…苦しそうですね…」









子ども達も不安と心配で顔が強ばる









蘭「どうしよう…横になる？」


コナン「僕も手伝う！！」









蘭がAを運び少し離れた所に寝かせる









その間にコナンが水と薬を持ってきた









コナン「薬とお水、持って来たよ！」


蘭「ありがとう、コナン君」









そして園子は歩、元太、光彦の相手をしていた

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