Awesome Ordinary (ページ15)

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たとえ頬でも許しませんページ15

Js「ほんとにほんと？」
Hc「だめだって、キスシーンは！！！」
「キスシーンってほどでもなくない？」
Jn「なんでそんな平気なの？」
「口じゃないよ、ほっぺによ」
Mk「俺見れないかも」
Cl「なんで？楽しみじゃん！」
「そう言ってくれるのはちょんろだけだよー！！」
Rj「俺も見るよ」
「ろんじゅな～！」
Hc「みるけど、みるけど！！！」
Js「なんか結構複雑かも…」

はじめて出演させていただいたドラマが有難いことに好評で、さっそく2作目の撮影が始まった。

いただいた台本を読んでみると、私が恋する年上の男性に告白したら
ほっぺにキスを返されるというシーンがあり、思わず隣に座っていたチソンに言ったらこの騒ぎ。

Jm「ぬな」
「ん？」

みんなが大騒ぎの中、ジェミンに名前を呼ばれ、手を引かれる。
ぐらついた体を細いけど力のあるジェミンに抱き留められちゅっ、っとほっぺにあたたかい感覚

Hc「え！！！なんで！」
Jm「え？知らない俳優さんより先に一番貰っておこうかと思って」
Mk「は？にしてもだめでしょ！」
Cl「ぬな顔あかいー！！」
「うるさい！」
Hc「じゃあ俺も！」
「しなくていいしなくていい！」
Jn「ぬなこれで拭きな？」
Jm「それはひどくない？」
Rj「チソンも顔赤くなってるー！」
Js「ひょん！あぁ、やめてください！」
「チソンはなんで顔赤くするのー！」
Mk「でもこれで明日安心して撮影に行けるね」
Hc「いや、何も解決してないでしょ」

そんな騒動の翌日。

少しの緊張も抱えながらも気合を入れて撮影現場に行けば、
訂正版の台本を渡され、キスシーンはごっそりなくなっておりました。