▽ Yside ページ23
「洋平、ちょっと、」
スタジオに着くなり、まーくんに呼ばれて。
「どうした？」
「おれ、ヒロに余計なこと言っちゃったかもしれない…ごめん」
といきなり謝ってくるまーくん。
謝られるようなことなんかあったっけ。
つーか、余計なこと、ってなんだ？
考えてみても心当たりがない。
「…まーくん、どういう意味？」
「あー…さっき、ヒロがAちゃんに、洋平たちが付き合うことになった経由を聞いてたみたいで…」
「はぁ…ヒロの奴…」
俺がいないときにAに絡みやがって…
「それで、その話を２人がしているときにおれが、洋平がAちゃんに曲作ったって話？って言っちゃったんだよね…まさかヒロがそのことを知らないとは思わなかったから…」
なるほど、そういうことだったのか。
確かにまーくん以外には言ってないな。
別に隠してるわけではないけど、言ったら言ったで色々言ってきそうだし。
それに…極論を言えば、Dracula LaがAに向けて作ったって事実はAだけが知ってればいい。
「まーくんは謝ることないからね」
「…Aちゃんも同じこと言ってた。
そういうとこ似てるよね、洋平とAちゃん」
「あー、まじ？」
…Aと似てる、かぁ。素直に嬉しい。
「とにかく、まーくんは気にしないで。ヒロにはなんとか誤魔化しとく(笑)」
俺がそう言うと、スタジオのドアが開いてヒロとサトヤスが入って来て。
「あっ、洋平！お前、Aちゃんのために作った曲聴かせろよ！」
俺を見るなり騒ぐヒロに
「ぜってー聴かせない」
そう言ってやると
「…これから演奏すんのに」
と俺にしか聞こえない声でボソッと呟くまーくん。
「ちょ、まーくん(笑)」
…確かに俺が聴かせるも何も、お前も弾いてるんですよってな。
「え、なんだよ〜」
ヒロは不満顔だけど、知ったこっちゃない。
「そろそろリハ始めてくださーい」
サトヤスの一声で定位置につく。
…あー久しぶりにAの前でDracula La歌いたくなってきたな。
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あおたん(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございました！とても素晴らしかったです！ラジオの話取り入れてくださってリアリティあってキュンキュンしました！ほんとにありがとうございます！5でもまた素敵なお話楽しませて頂きますね(o´ω`o) (2017年3月8日 0時) (
レス) id: aef4c2ca29 (このIDを非表示/違反報告)
lala(プロフ) - ちゃこさん» 満足だなんて…嬉しいです(/_;)そろそろDracula Laは５に移行するのでそちらでリクエスト待ってます！（笑）いつもありがとうございます！ (2017年3月5日 22時) (レス) id: ecdd28dbeb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ - こんばんは〜！リクエストしてみたいんですけど他のみなさんがリクエストされている分を読んでとっても満足でして...(笑)何か読みたいものが見つかったら是非させてください(´∀`)今から続き読ませてもらいまーす！ (2017年3月4日 0時) (レス) id: 64553081b4 (このIDを非表示/違反報告)
lala(プロフ) - 麻衣さん» それなら良かったです！読み返して頂いただなんて…ありがとうございます！恋ダンス、するイメージないのであえてお話に取り入れてみました(^o^)ありがとうございます、更新頑張ります！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: ecdd28dbeb (このIDを非表示/違反報告)
lala(プロフ) - [Σ´･ω･`てくの]さん» そうなんですか！？恋ダンス取り入れて良かったです(*^^*)リクエストありがとうございます！お家デートってことですかね？時間がかかってしまうかもしれませんが、更新お待ちください！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: ecdd28dbeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lala | 作成日時：2016年12月23日 21時
