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YGside
YG「ずいぶん仲良さそうだったじゃん。」
俺の言葉が予想外だったのか、若干驚きつつも返事をしてくれる。
「新しく常連さんになってくれたの。」
男は、Aがユリとして女優をやっていた事実を知っているらしい。
受け入れて貰えて嬉しいと、そう零す彼女に優しい言葉を掛けたいのに、思ったように言葉が出てきてくれない。
YG「でも気を付けろよ、またなんか企んでるかもしれないし。」
「…なにそれ。」
俺の心無い発言に顔をしかめるA。
当たり前だ、あんなに嬉しそうに話していた男のことを悪く言われてるんだから。
わかっているはずなのに、一度言葉にしてしまえば止まらない。
YG「お前のこと心配して言ってるんだよ。」
「彼のことよく知りもしないのに適当なことを言うのはやめて。」
先程よりも顔をしかめて、苦しげに言葉を発す彼女。
YG「…疲れてるから帰るわ。」
これ以上言葉を交わしても悪化するだけだ。
そう思ってヒートアップする前にこの場を去ることにする。
Aの顔を見ることが出来ず、せっかく作ってくれたミルクティにも手をつけないまま。
店を出る瞬間、背中に掛けられた俺の名前を呼ぶ小さな声。
完全に曇り切った心持ちの俺は、それに応えることが出来ないまま店を後にした。
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土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» 作品を読んでくださり、感謝します。気分を害すなど、とんでもないです！少しでも楽しんで頂けたようでしたら、嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年12月3日 17時) (
レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - 土星さん» そうなんですね！…失礼しました…とても詩が心にくるものだったので、もしかしたら何かの詩を元にしたのかとかになりコメントさせていただきましたら。気分を害してしまっていたらすいません。とてもこの作品に感動しました。 (2020年12月3日 17時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» この詩は一応、自分で考えたものです。でもよく書かれるような内容なので、既存の何かしらと似てしまったのかもしれません。 (2020年12月3日 7時) (レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - この詩は何の詩ですか？なにか見た覚えもあるような気がして… (2020年12月3日 3時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土星 | 作成日時：2020年10月21日 18時
