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YGside
Aはもう限界なんだ。
心はもとより、体の限界も近いように思う。
俺には何も出来ない。
5年前、1人自分を殺した彼女にどう触れればいいのかわからなくなっていた。
収録前の楽屋で目を閉じながら考えていると、声を掛けられた。
JM「シュガヒョン！お友達が来てますよ！」
YG「友達…？」
JM「ギュボムさんって方が！」
ギュボム…誰だ？
眉を軽くひそめる俺の表情を見て、ジミナは不思議そうな顔をしている。
GB「ユンギさん、どうも。」
楽屋の扉から顔を出したのは、過去にAにしつこく連絡先を聞いていた男だった。
何でこいつが俺に？
A関係のことだろうか。
いつまでも返事をしない俺に構わず、彼は口を開く。
GB「少しお話しませんか？」
人すきする笑顔で問いかけてくる。
反応の悪い俺に、他のメンバーもちらちらとこちらを気にしている。
YG「…わかった。」
ソファから立ち上がり楽屋を出る。
彼のあとについて行き、人気のない階段にたどり着いた。
YG「話ってなんだよ。」
GB「まあまあ、それより彼女さんお元気ですか？」
やっぱりAのことか。
まだ諦めていない目の前の男に腹が立ってくる。
YG「お前には関係ないだろ。」
GB「そうですかね？」
先ほどの笑顔とは一変し、挑発するように笑いながら俺を見てくる。
GB「最近、ユリさんの帰りが遅い理由って知ってますか？」
YG「…は？」
こいつは、その理由を知っているのか？
YG「なんでそんなことをお前が聞いてくる。」
GB「今夜の11時半、L7ホテルの527号室。」
YG「……」
GB「そこに来れば、彼女に会えるかもしれませんよ。」
それだけ言い残して男は去って行った。
ホテルと聞いてまた嫌な予感がする。
あいつが最近夜が遅いことと関係があるとしたら…
悩んでいても仕事は待ってくれず、そのまま収録に挑むしかなかった。
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土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» 作品を読んでくださり、感謝します。気分を害すなど、とんでもないです！少しでも楽しんで頂けたようでしたら、嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年12月3日 17時) (
レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - 土星さん» そうなんですね！…失礼しました…とても詩が心にくるものだったので、もしかしたら何かの詩を元にしたのかとかになりコメントさせていただきましたら。気分を害してしまっていたらすいません。とてもこの作品に感動しました。 (2020年12月3日 17時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» この詩は一応、自分で考えたものです。でもよく書かれるような内容なので、既存の何かしらと似てしまったのかもしれません。 (2020年12月3日 7時) (レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - この詩は何の詩ですか？なにか見た覚えもあるような気がして… (2020年12月3日 3時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土星 | 作成日時：2020年10月21日 18時
