僕達、女の子が苦手です２【BTS】 (ページ40)

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TH「Aは男と付き合ったこと
あるんだよね？」

『えぇ、なに急に、』

部屋の掃除を終わらせて、
せっかくの土曜日の午後をどう過ごそうか
考えていたら、
テヒョンがソファの隣に座ってきた。

TH「初めて付き合った彼氏は
どんな人なの？」

『初めて付き合った彼氏、ねぇ』

オッパ達に対して、
私はモテるよ！付き合いなよ！とか
無責任なことを沢山言ってきたけど、
正直男女が付き合っても
いい思い出ばかり、というわけでもないのは
この私がよく知っていることだった。

『すごいカッコよかった』

TH「俺より？」

『あはっ笑笑んー、
テヒョンには負けるかな』

そういうとわかりやすくニヤつくテヒョン

『でも中学生の時だし、
もうあんまり覚えてないよ』

TH「そっかぁ、
…俺もいつか恋できるかな？」

いや、
そんな子犬みたいな上目遣いされても、笑
貴方なら余裕で恋できますよ？

テヒョンと話してたら、
奥からもう昼の2時なのにパジャマ姿で
ノソノソ起きてきたお爺ちゃんが1人。

眩しそうに目を細める姿が
なんともお爺ちゃんらs

YG「ウミイコウ」

リビングにいる全員が
オッパの言ってることがわからなかった

HS「ウミイコウって海行こう、
ってことですか？」

YG「おん」

JN「いっ？いま？から？」

YG「考えたら来週の月曜も休みなんで、
多分今しかないです。俺が自由にできるの」

JN「ほんとさあ！だったら朝早く起きるっていうのが礼儀でしょ？！ノソノソノコノコ起きて来て！信じらんない！」

HS「海だーーーーーーーっ！」

TH「わあああああああいっ！」

NJ「そうと決まれば準備をして、
いつものコテージも予約しなきゃいけませんね、」

JM「テヒョナ、グク、月曜日ヒョン達は仕事休みでも授業あるでしょ？どうするの？」

TH・JK「「え、サボる(ります)」」

JM「…Aは？」

『私はー、何とかなるよ？」

YG「おーサボれサボれ、とっとと準備しろ」

わーい！と叫ぶテヒョンとジミンとグク。
私は何となく喜べなかった。

いつも大学はちゃんと行けとか
勉強はしろとか
小うるさくいうユンギオッパが
サボれサボれ、なんて言うから。
それほど海行きたいのか、
それとも
それほど今の仕事が辛いのだろうか。
私はなんだか後者な気がしていた。

YG「何してんだ、お前も早く準備しろ」

『パジャマ姿の人に言われたくないです』

YG「ふっ、俺は準備は早い人間なんだよ」
どことなく前よりも疲れてそうな
猫背の背中に、
結局私は何も言い返せなかった。

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