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JK「テヒョンイヒョンが消えた？！
どういうこと？」
NJ「ちゃんと説明してください、
ユンギヒョン」
YG「だからぁ！
あのクソジジイがクソみたいなこと言って、
それをテヒョナが聞いて、
傷ついたんだと思う」
JN「ユンギ、口悪いよ、気をつけなさい」
『だから、
そのクソみたいなことってなんですか？』
JM「そうそう、
テヒョナそんな小言言われて
傷つくほど弱くないと思うんだけどな」
YG「わかんだろ、あのクソ親父だぞ。」
JN「ユンギ、だから言葉気をつけて、」
HS「…なんて言ったんですか？」
YG「出来損ない、とか、
だから、その、
テヒョナが
一番気にしてしまうようなことだよ」
みんなが黙った。
テヒョンが出来損ない？
あのテヒョンが？
NJ「...とりあえず、
テヒョンの行きそうなところを
探してみるしかないな」
HS「電話もチャットも反応ないしね」
JK「でも行きそうなところなんて、、どこですか？」
『そういえば、私、さっき心配になってハンソルに電話したんだけど、』
HS「ハンソル？？？」
『まぁ、それは良くって、ハンソルの友達がテヒョンと同じ演劇をやってる子で、その子に聞いたら、テヒョンしばらく大学は行かない言ってたらしいんだけど』
JM「しばらく帰ってこないつもりかな？」
JN「でも家には一回も帰って来てないよ
遠出は出来ないんじゃない？
病院に行ったままの足で出かけてるなら」
JK「テヒョンイヒョンなら荷物なしで
済州まで行っちゃいそうな気もするけど」
NJ「とにかく思い当たる場所を各々探そう」
私はまだイライラしてる
ユンギオッパのところに行った。
『テヒョンが出来損ないってどういう意味ですか』
YG「黙れ」
『教えるまで黙りません』
YG「…」
ユンギオッパは口を開けたり閉じたりして
言うか言わないか迷っている
YG「…LDだよ」
『LD?』
YG「学習障害、小さい時から。」
『…』
YG「別に俺らと変わんない。
障害って言っても軽度だし。なのに、
気にしてんだよ、あいつ」
いつも人より遠くを見つめる
テヒョンオッパの横顔を思い出した。
私は、
テヒョンのことを
何も知らなかった。
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2019年7月19日 23時
