僕達、女の子が苦手です１【BTS】 (ページ40)

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食事会とは名ばかりだった。

オッパ達は目の前にある食事を
フードファイター並みに無言で食べ続ける。

結果的にお腹がいっぱいになった私は
空いたお皿達を片付けて、
喋ることのほうが大事な奥様達は
永遠に話し続ける。

私はさっきの
テヒョンオッパの言葉が
表情が、
忘れられないでいた。

ふとベランダのほうをみると、
意外な組み合わせの2人がいた。

…まぁ、意外でもないか
性格似てそうだし。

ベランダには
ユンギオッパと私のお母さんが
何やら秘密の話でもしているようだ。

お母さんは相変わらず、
日本製のタバコを吸いながらオッパと話してる。
人と話す時くらい、やめればいいのに。

っていうか何を話してるんだろう。
やけにユンギオッパの表情が真剣だ。

HS「Aちゃああんっ、もう食べないの？」

『…え？』

いや、ホソクオッパなんかキャラ
変わってない？

JM「酔うとこうなるんだよ、ヒョン笑」

『酔うとって、まだグラス半分も飲んでないのに』

私の腕にまとわりつくホソクオッパ。
いつも距離置かれてるからなんか嬉しいな。

YG「おい、」

『あ、ユンギオッパ』

ユンギオッパは無理矢理ホソクオッパを
私から離させた。

YG「お前の母さん、お前と話あるって」

『あー、はい、
ってかさっきなに話してたんですか？』

YG「は？」

『うちの母親と』

YG「…別に、世間話だよ。ただ、」

『？』

YG「お前の母さん、半端ねぇな、
まじすげぇわ」

？？？

あの怖いユンギオッパをすげぇと言わせる
私の母は一体オッパに
何を言ったのだろうか。

私はピンと背筋を伸ばしたお母さんのいる
ベランダへと向かった。

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