僕達、女の子が苦手です１【BTS】 (ページ3)

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3.YG ページ3

男だけって最高。
ほぼ裸で歩いてもオーケー
服も借りてオーケー
てかなんでもオーケー
ヒステリックな女が居ないってだけで
もう最高だ。

ジンヒョンと俺とホソク、
ナムジュンは血のつながっている兄弟だけど、
ジミン、テヒョン、グクの3人は、
俺らと血が繋がってない。
そして3人それぞれも。
だけど俺ら7人はほんとの兄弟みたいに
仲が良くて。

この家は俺の、俺らの楽園なのに。

『今日からお世話になります』

黒い髪がまっすぐ腰まで伸びてて、
おっきい目でまっすぐな視線は、
ただでさえ緊張してる俺らを
もっと緊張させた。

キム・A、
初めて会う女の子。
だけど、俺らの妹。

グクが視線を泳がせて、
俺に助けを求めたけど、見えないフリをした。
だって、俺もどうしていいかわかんないから

俺たちみんな、女の子とまともに話せない。
恥ずかしながら、
女に対する免疫能力が、
限りなく
ゼロに近い。
...誠に恥ずかしい限りだ。

『みなさんの妹なのに、
今まで挨拶できなくてごめんなさい』

YG「親父が言っただけで、
俺らは別にお前が来るの認めてねぇけどな」

ゾッとした顔でホソクが俺を見る。

でも、みんなそう思ってんじゃん？
事実だろ？
突然、
私、みなさんの妹なんです、
なので一緒に暮らしましょうって？
ありえねーだろ、そんなん。

とにかく、俺は、
男だけの今までの生活を謳歌したい。

だから、とりあえず、
黙って帰って？

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