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キス キス キス… ページ46

*


「ドンヘ…」


目を瞑って、私の手のひらに唇をつけたまま…

なんて綺麗なんだろう…


そして、ゆっくりと顔を上げたドンヘと、視線が絡み合う。


「今度はヌナの番だよ?」

「え…?」

「僕のどこが好き?」


ココは、ドンヘの足元ですやすや、丸まって寝てる…


「えっと…ドンヘの…あ…柔らかい髪の毛が好き」

「ぷっ、髪の毛?」

「だって…」

「じゃあ、はい」


そう言って、頭を少し、傾ける。


「え?」

「キスするの。好きなとこに」

「なにそれ…」

「早く」

「……し、しょうがないなあ」


私は、そーっとドンヘの髪にキスをした。
ドンヘの髪からは、ドンヘの柑橘系のパヒュームの香りがして

鼓動が…跳ねた……


これ…もしかしてまだ続くの?心臓が持たないかも…しれない………


「僕を見つめる、可愛い瞳が好き」


今度は瞼にキス…ドンヘに触れられた瞼が、熱を帯びて行く。
目で促されて…今度は私?


「ココを撫でる、優しい手が好き…」


私も、ドンヘがしてくれたように手のひらを持ち上げてそっとキス…


「僕の話を、ニコニコしながら聞いてくれる小さな耳が好き」


そう言って、髪を耳にかけて…耳にキス……

ダメ、もう、無理……


「ヌナの番だよ?」

「ドンヘ…あの…」

「ん?」

「もう…私いっぱいいっぱいで…もう無理……」

「もう無理なの?」

「だって……心臓がもたない……」

「(笑)じゃあ……僕が言うね?ヌナの好きなとこ……

僕が変なこと言うと、ぷぅって膨れるほっぺが好き」


ほっぺにキス。


「怒った時、ちょっとだけ膨らむ鼻が好き」


鼻にキス。


「コロコロ笑う、ヌナの声が好き」


そして、唇にそっとキス。


「ココを優しく呼ぶ声が好き」


また…唇にキス。


「僕の名前を……呼び捨てでドンヘって呼ぶ……鈴みたいなヌナの声が……」


最後は、好きって言葉をいう前に…
今度は食べるみたいに、唇を包むキス………


ゆっくり、優しく……


カチカチの心まで溶かすみたいな、暖かい暖炉みたいなドンヘの唇。

もう何も考えられなくて…涙が溢れた………


*

愛してる→←世界で一番好きなのは



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さくらこ(プロフ) - アインさん» こういう台詞、ドンヘだったら言いそうですよね?とにかく甘いドンヘですからw第3章もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ (2013年6月2日 19時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - chocolat_aさん» チョコちゃんコメントありがとう〜♪続き、一気に更新します!楽しみにしてくれてありがとう! (2013年6月2日 11時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
chocolat_a(プロフ) - ヤバい!続き、気になるわ! (2013年6月2日 9時) (レス) id: 6ae4bfc78a (このIDを非表示/違反報告)
とぅぎ子(プロフ) - さくらこさん» 広島とか福岡とかにも来て欲しいですね(;_;) ユノユノチャミチャミ言いながらSJを想う今日この頃ですw イェソンさん生きてる〜??とか← (2013年5月31日 17時) (携帯から) (レス) id: 94d7744cc4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - なあなシーwでしょ?思いそう、ていうか、言いそうwてか、言わせたいですw (2013年5月31日 10時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらこ | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/  
作成日時:2013年5月20日 21時

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