僕のご主人さま〜Donghae〜Vol,2

そんな僕の下心を知ってか知らずか。


「ちゃんと…寝て？」


なんて諭すヌナ。


「Aは？」

「え？」

「Aはどこで寝るの？」

「どこって……私はソファーででも寝」

「ダメ！」

「え」

「ダメダメ！そんなことしたらAが風邪引いちゃうじゃん」

「だったらどうしろと…？」

「一緒に寝よ？」

「いやいやいや」

思いっきり拒否られた(泣)


「まさか僕のこと疑ってるの？この状態で襲うとでも…？」

「えっいや…その……」


あ、疑ってる顔。
気持ち的にはあながち間違ってないけど←


「そ、そんなことないけど」

「じゃあ決まりね。はい、入って」


そう言って、身体をずらしてヌナを迎え入れるスペースを開けたけど
それでもなんだかんだ横になろうとしないヌナ。


「でも………」

「もう！つべこべいわない！！」

「キャッ」


腕をちょっと引っ張ったら、バランスを崩して僕の横に柔らかく倒れた。
鼻がちょっと触れて…
ヌナの瞳に映る僕が、ゆらゆら揺れて……
不安そうなヌナ。

安心して？食べたりしないから。今日のところはね。


*