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第18章 ページ19

A「もう、フロイ!子供みたいなことしないの!」

フロイ「えっ、僕たち子供だよ?」

A「そういうことじゃないの!…ふふっ、あはははは!」

フロイ「A!どうしたの!」

A「わかんないけどっ、何でか急に笑えちゃって、」

フロイ「え〜…けど良かった!Aが元気になって。」

A「うん!元気になった!」

そして二人でしばらく笑いあった。

A「そろそろ皆のところに行った方がいいかな…」

フロイ「もう、行くの?」

A「うん、監督にも戻ってくるように言われているから。」

フロイ「そっかぁ、じゃあ僕も行こっかな。」

A「えっ、フロイも?」

フロイ「充…いや、光にも会いたいからね。」

A「二人は知り合いだったもんね。」

フロイ「あぁ、充と過ごした時間は楽しかったよ…」

フロイはそう言った後、黙り込んでしまった。とても仲が良かったのだろう。

A「じゃあ行こっか。」

私とフロイは皆がいる所に向かった。



A「またね、フロイ。」

フロイ「じゃあね。」

街につくと私はフロイに別れを告げ、街を歩き始めた。


街には色々なお店があった。私は少しゆっくりしたいと思ったので、ふと目にとまった喫茶店に入った。

「いらっしゃいませ。」

お店の奥の方から店員の声が聞こえた。

私は適当に空いていた席に座った。

お店の中は、かなり年季が入っていて落ち着いた雰囲気を出していた。

少しすると店員の人が来たので、紅茶をひとつ頼んだ。

私は紅茶が来るまでの間、本を読んでゆっくりした。しばらくすると、

「お待たせしました。」

と言って店員の人が紅茶を持ってきてくれた。

私は紅茶を一口飲んで見た。とても香りがいい紅茶だ。

私は紅茶を少しずつ飲みながら、本を読み続けた。


至福の時間はあっという間だった。

本を読んでると、イレブンバンドから通知が来た。

[集合時間ですので集合場所に集まってくださ〜い♪]と、

私は少し残念に思いながら、お金を払いお店を出た。



集合場所に行くともうほとんどの人が集まっていた。

剛「おっ、やっと戻ってきたなA!心配したんだぞー。」

A「すみません、皆さんに何も言わずに勝手に行ってしまって。」

氷「別にいいんだ、Aに何も無ければそれで。」

スコーリオ「これで皆さん揃ったヨーデスネ!それでは、レストランに行きまショー!」

その後私達はレストランに向かった。

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作者名:にじいろくまくん | 作成日時:2019年4月2日 20時

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