〃 ページ43
『あ、あぁ……はい』
二人に渡せばとても嬉しそうに微笑んだ
大量のチョコを放棄して
私のチョコを選ぶのか
…甘党の私としては
その大量のチョコを貰い受けたいものである
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
昼休み
丁度廊下ですれ違ったシャオロンに声をかけ
私はチョコを手渡した
sya「え！くれるんか！」
『何となくだが……他に大量にチョコを貰ってないか？』
sya「貰っとるけど……ほら、やっぱりあるやろ？貰いたい人のチョコって」
『私のは貰いたいチョコか』
sya「そりゃそうやん……純粋に嬉しいわ。あんがと」
私の頭をひと撫でして
自身の教室へ戻っていったシャオロン
…今日は随分と素直だなぁと思いつつ
私も教室へと戻った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そして放課後
何度もお世話になっているペ神と
丁度同じ場にいた兄さんにもチョコを渡し
今度は生徒会室へと向かった
そこには丁度
渡していなかった人達が全員いた
…いや、グルッペンだけが居なかった
『？…グルッペンは何処に？』
tn「あぁ……多分教室で捕まっとるわ」
em「羨ましいくらいに…」
ht「エミさんも貰ってるじゃん…」
os「グルッペンの人気は度を超えとるからね…俺らでもどうにもならんわ」
そうか、と納得していると
後輩のチーノが近付いてきて
私に手を差し出した
chi「今日はバレンタインですよ！」
『まったく…がめついな。分かっているさ。ほら』
chi「やったぁぁ！で、頭撫でてくれないんですか？」
『どう見てもお前の方が身長高いだろ…』
まぁ…と思いつつ、手を伸ばして撫でてやると
猫のように擦り寄ってくる
この後輩は……
syp「俺にもください」
『無論、あげるぞ』
syp「…ありがたいです」
あまり表情の緩まないショッピも
この時ばかりは緩んでいた
喜んでもらえて幸いだ
『さぁ、エーミール、トントン、オスマン、ひとらん。四人にも』
em「え、私もいいんですか！？」
『当たり前だろう？歴史に関しては随分と世話になってるしな、ありがとう』
tn「ありがたいわ……あ、ビターチョコ…」
『ちゃんと味はそれぞれにあったものにしてあるぞ』
os「配慮が男前やな……ん、うまぁ……！」
ht「え、市販のものよりめっちゃ美味い……」
いつも忙しい生徒会室が
少し和んだ瞬間だった
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
