TwentyFive ページ26
数秒後、三人もこちら側へと来た
gr「黒やな」
os「黒やったな…」
ht「……」
『命火を絶たれるのはいかがでしょうか』
人間的に軽蔑する
ハッキリと言った二人は勿論
視線を逸らしているひとらんさん
バレバレだ。貴方も健全な高校男子か
紳士だと思っていた私が馬鹿だった
os「何で緑じゃないん？」
『それでは私はお先に失礼致します』
ht「わっ、ちょ、待って！A本当にごめん！ほら、マンちゃんとグルちゃんも謝って！」
gr「緑だけはやめておけ」
ht「そうじゃないじゃん！」
……呆れた
人の下着を見て
悪いと思っていない人がいるとは驚きだ
もしも暴力が許される世界だったら
怒りが収まるまで殴っているだろう
『もういいです……人の記憶をどうこうできるものでは無いですし。もう帰ります』
gr「まぁゆっくり帰ろう。もう辺りも暗いし、一人で帰らせるわけにはいかんやろ」
『…貴方達のような方々といる方が危ない気がします』
ht「いや、本当に危ないから一緒に帰ろうよ……」
少し悲しそうな表情のひとらんさん
…唯一きちんと謝ってくれた人だ
この人には……まぁいいか
『…ひとらんさんがそう言うのなら』
ht「良かった」
os「何でらんらん好かれとるん…」
『自身の心にお聞き下さい』
私は彼等が後ろから付いてきたことを確認し
前を向いて歩き出す
未だに後ろから黒とか緑とか聞こえてくるが
今は、
だが後で絶対に仕返ししてやろう
そんなことを考えていると
後ろからひとらんさんが話しかけてきて
私の隣に並んだ
ht「本当にごめんね……馬鹿な先輩達で」
『いいですよ。先程のことは許しませんが……まぁ賑やかな方が楽しいですから』
ht「…楽しい？」
『えぇ、楽しいです。高校に入学してから、友達と帰るというのが初めてでしたので』
ht「そうなの？……まぁでも、楽しいって思ってるんなら良かった。だってAのこと、2週間ぐらい見てるけど全然表情が変わんないからさ」
『まぁ……表情筋が人より硬いので…笑顔くらい作れますけど』
ht「……作り笑いでもいいからさ、ちょっと見たい」
私の笑顔なんて見ても
そんないいものじゃないと思うのだが
そう思いつつも、彼の方を向き
なかなか使わない口角を上げる
…目は笑っていないだろうけれど
笑顔くらいは作れる
すると……彼は眉間に皺を寄せた
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
