TwentyFour ページ25
気にしていない感を装っているが
何やら不満そうな空気を纏っていた
os「ただ単にAに対してのヤキモチやろ。二週間は話してなかったもんなぁ…」
gr「俺がそんな感情を抱くとでも？いくら好意を寄せているとはいえベッタリくっつくつもりは無いし、生徒会が忙しかったせいでそんな気持ちもわかんわ」
os「またまたぁ…」
『そんな話は後にしてください。遅い時間とはいえ人が来ないわけでは無いですし、素早く帰りましょう』
ht「じゃあグルッペン、帰りはじっくり話そうか」
gr「何でこいつキレてんだ…」
os「何でやろなぁ」
少し怒り気味のひとらんさんと
ニヤリと笑うオスマンさんを不思議に思いつつ
私達四人は素早く学校の外まで行く
…筈だった
os「…あ、遂にあの裏道もバレたん？」
例の裏口に数人の女子生徒が居た
出待ちだろうが
高校で見るのはおかしいものだ
ht「地下にこっそり通路でも掘りたいね」
gr「本当にやってやろうか」
彼なら本当にやりかねないな…
そう思いつつも
こちらはあまりよろしい状況ではない
私と彼等が居る所を見られたら
間違いなく目の敵にされるだろう
だからといって彼等を見捨てて
私だけ帰ってしまうのは
非人道的であるし……
os「可能なら何やけど……Aは学校の塀、乗り越えられる？」
約２ｍはあるであろう学校の周りを囲む塀
彼はそこを乗り越えようとしているのか
『…いけると思います』
gr「……お前スカートでやるんか」
『一番最初に行きますし、貴方方が見なければいい話です。紳士なら出来ると思うのですが』
gr「健全な男子高校生に何言ってんだ」
……この際、しょうがない気もする
あの彼女達を避けるには
やはり道無き道を行くしかない訳で…
四人で移動したところは
学校の敷地内である少し木が茂った所
そこの塀を登って出ることに
ht「ジャンプして塀をよじ登るのか…」
os「Aほんまに届くん？」
『運動神経はピカイチですので。問題ありません』
彼等が心配そうな言葉を口々に言う中
私は跳び上がり、塀の上に手をかける
後は腕の力でよじ登るだけ
ht「跳躍力すご……バレー選手並みかよ」
gr,os「……」
そのまま懸垂するように
自身の体を上へ持ち上げる
もうスカートなどどうにでもなれ
(正直見られたくない人はいるが)
そして見事に反対側へと着地する
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
