92話目 ページ31
ー作者ー
前話を読んでいて、矛盾点を発見、誤字の多さの理由でなんででしょう？１の一部のお話を変更させていただきました。無駄な通知でご迷惑をおかけしました。
これからも少しになりますがそういった修正が出てくると思います。
通知を無駄にお届けすることのないように誤字チェックは行っているのですが、誤字を見つけ次第訂正しますので通知に関してはご容赦ください。
貴重な文字数すみませんでした。
-------------
「お前それなんか、切れてなくね。」
「これは黒尾さんの分なので切らなくていいやつです。」
明らかに一つだけ四分の一の大きさのまま別枠のお皿に乗っているスイカを見て「クロー君も大変だね…」と同情した様子の及川さん。
そんなことはどうでもいいのでそのまま運ぶ。
「え、なんで全部持ってこうとするの。
俺がなんもしてないみたいじゃん」
何度でもいうがこの人のどんなところに私の高校にいる女子は惹かれているのだろうか。
「はあ。」
「ねぇ、それきいているようで聞いてない返事でしょ。知ってるからね。」
そんな及川さんを横目に台所から出ると西谷さんが
「モチマスヨ！！！！！！」
と近づいてきて少し持ってくれた。
こういうのを真のイケメンと呼ぶのだろう。
西谷さんが持ってくれたと思ったら田中さんも来て
「オレモテツダイマスヨ！！！！」と持ってくれた。
私の手元には例の大きなスイカが残されたので黒尾さんに届けに行く。
「お礼です」
「こんなものは求めてなかった」
というやり取りをしている後ろで月島と研磨が写真を撮っていたのを私は知っている。
「俺これ食うの？？」
「せっかく私が切ってあげたのに食べないんですか？」
「研磨…」
「いらない。俺こっちある」
と、研磨が見せたのは私が彼に頼まれて別枠で刻んでおいた皮のついていない一口サイズのスイカだ。
「なにそれ食いやすそう」
「Aが頼んだらやってくれた。」
「それで俺にはこれか。」
とこちらを見てくるがまぁ安定の無視。
「研磨それ一個ほしい。」
と研磨のほうに寄って行った私を見て黒尾さんが「この女狐！！」と女声で言ったので危うく手が出るところだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちか(プロフ) - 及川さんとの絡みが好きすぎます！ (2021年8月24日 2時) (
レス) id: 04ec5ad602 (このIDを非表示/違反報告)
白夜のダンテ(プロフ) - 割と素直なぬこさん» ありがとうございます。新作の件、参考にさせていただきます。木兎さんとの絡み…できる範囲でやりたいと思います。コメントありがとうございました。 (2021年6月24日 20時) (レス) id: 78c0d6e1f2 (このIDを非表示/違反報告)
割と素直なぬこ - 連続でコメント失礼します。新作どれも面白そうなのですが、せんぱい！をけんまで見たい！私の推しが木兎サンなので本編で絡みもっと欲しい！図々しくすみません…… (2021年6月23日 22時) (レス) id: 146f38e7d4 (このIDを非表示/違反報告)
白夜のダンテ(プロフ) - 割と素直なぬこさん» ありがとうございます！ (2021年5月18日 20時) (レス) id: 78c0d6e1f2 (このIDを非表示/違反報告)
割と素直なぬこ - 続編おめでとう！！頑張ってください！ (2021年5月18日 6時) (レス) id: 348a770f9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫苑 | 作成日時：2021年5月16日 21時
